~今年のテーマは、「気候正義のためのオープンデータ(Open for
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(湯浅 誠/カクタス・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役) 10月12日に今年もTHE大学ランキング2023が発表されました。このランキングの日本・中国・韓国の動向をを詳しく追いレビューを発表し始めて今年で5年目です。昨年書いたレビュー記事を自分で読み直しましたが、昨年と今年では大きな流れに違いはないと思いました。中国勢が引き続き勢いを伸ばし、日本は若干後退、韓国は全体ではなく、個々の大学が奮闘しているという感じです。 今年は去年より更に、THE大学ランキングへのマスコミの関心が薄い気がしています。毎年ランキングがリリースされた翌日にはある程度の関連記事が掲載されるのですが、今年はほとんどの記事がただファクトを簡潔に述べているだけで、日本の大学に向けて何かメッセージを発信している記事は見かけませんでした。いよいよ申請が開始する「大学ファンド」はこの大学ランキングの向上を目標にしているのですから、時期的なことを考えるともう少し高い関心があってもいいのではないかと思ってしまいました。今年の私のレビュー記事では、これまでのように全体比較をしてもあまり新規性はないと思いますので、マイクロ視点で気になるポイントを押さえておきたいと思います。 中国は100位に7大学がランクイン!注目すべきは飛躍を遂げた5大学 ちなみに、私は毎年THE大学ランキングが出ると、トップ大学のデータを手入力でExcelに入れてストックしています。過去4年のデータが蓄積されているエクセルを引っ張り出して今年のデータを入力すると、トレンドの変化がすぐわかるようになりました。まず気になったのはやはり中国勢です。 これまでは中国のツートップである清華大学(16位)と北京大学(17位)がうなぎ上りにランキングを上げていて、今回も現状維持とは言え文字通り世界トップクラスの順位です。今回注目すべきは、その後を追いかけている復旦大学、上海交通大学、浙江大学、中国科学技術大学、南京大学の大きな躍進です。 この5大学は5年前頃から上位200位にランクインしています(世界大学ランキングでは200位以下はまとめて発表されるためトップ大学は200位以内へのランクインを目指しています)。今年は復旦大学が60位→51位、上海交通大学はなんと84位→52位、浙江大学は75→67位、中国科学技術大学は88位→74位、最後に南京大学は105位→95位と念願の100位以内を実現しました。比較対象として日本の最高学府である東京大学は39位、京都大学は68位なので、中国のトップ5大学は京都大学より高い順位です。このレベルにランクインするためには、小手先の戦術を駆使しても達成できません。つまり、この5大学は教育と研究力で本当の意味で実力を上げた大学であると認識できます。 このシリーズで何度も言及してきたように、故安倍晋三氏が首相在任中に「日本の大学を世界大学ランキング100位内に10大学ランクインを目標にする」と掲げられていました。この目標は非現実的に聞こえたものですが、中国は今、既に7大学がランクインしています。200位以内には更に4大学(南方科技大学、武漢大学、華中科技大学、四川大学)が入っていますので、これらの大学が将来100位以内に入る可能性も否定できません。武漢大学がウィルス学で先端技術大学になるという、冗談ではない話が起きるのが中国だと思います。 教育と研究スコアのアップは、中国の着実な実力向上の現れ ではこの5大学、一体どのスコアが改善しているのでしょうか?教育、研究、被引用論分、産業収入、国際性の5つのスコアを詳しく深掘りし、紐解いてみたいと思います。今年と去年の数字を以下比較していきます。 2023 2022 増減比較 まず「被引用論文」スコアから見てみましょう。総じて中国の方が日本より高いですが、上の表で見ると、一部大学を除いて、去年と今年のランクアップの要因としては大きな影響を与えるほどの変化はありません。「中国は財力を背景に海外からスーパー研究者を雇用して被引用数を稼ぐ事で順位を上げている」という仮説をよく聞きますが、 このデータを見ると、被引用数の急激なアップが要因とは考えにくいです。「国際性」はコロナの影響で外国人留学生の受け入れが困難であったと思われるため、殆どがマイナスです。「産業収入」も、そもそもが高いためほぼ昨年と同じです。 私が注目したのは、「教育」と「研究」の2つのスコアです。増減比較表をみていただくとわかる通り、これらの5つの大学は、大学の根幹である教育と研究を着実に伸ばしており、それがランキングアップにもっとも大きな影響を与えているようです。「ランキングなどという指標に踊らされる事なく、本質的な部分にあたる教育と研究に力を入れるべきだ。その結果としてランキングは自然とついてくる」いう意見はよく聞かれますが、中国はその言葉通りにじわじわと本質的な大学としての実力を上げているのではないか?と私は感じました。「研究」は獲得研究費も指標の一つに入っているので注意が必要ですが、中国の大学を実際に訪問してインタビューをしてきた実感からも、お金だけの差でないことは確実に言えます。 弊社でもエディテージは中国市場で破竹の勢いで売上を伸ばしており、中国の研究活動量の多さを日々実感しています。この中国勢の勢いはまだまだ続きそうです。 これぞ韓国の真骨頂!私立大学の雄、延世大学の底力 「中国の話を長々と説明されても、予算規模や国の方針、人材が日本と違いすぎて参考にならない」。そんなお声をいただくと思いました。毎年同じ展開ですが、中国の次はお隣韓国の大学を見てみたいと思います。 韓国は去年と同様にトップ200位以内に6大学がランクインしています。顔ぶれも全く同じで、ランキングが若干上がった下がった程度の大学が大半です。そんな中、今年の注目ポイントは名門私立大学である延世大学の大躍進です!なんと、昨年の151位から78位と73位も順位を上げています!さっそく延世大学の過去5年のデータを見て、どこを改善したかを可視化していきましょう。 延世大学のランキング推移 教育、研究、被引用論文全てが改善傾向ですが、2022と2023で信じられない規模で改善しています。教育が12.1、研究が10.7、被引用論文が8.2もスコアが改善しています。2019年から年々少しずつ改善を重ねていますが、今回は本当に飛び抜けています。一体何が起きたのかとても気になります。数年前に一度延世大学にインタビューを行ったのですが、今回の劇的ランクアップを踏まえて、再度お話を聞いてみたいという思いが強くなりました。 延世大学もコロナの影響で国際性が下がっていますが、それでも国際性スコアは日中韓の大学の中でトップクラスです。ただ産業収入と国際性は過去5年の数字を比較しても大差はありません。既にこれ以上上げるのが厳しいレベルにいると思われます。 日本が参考にしやすいのは延世大学のような満遍なく実績を伸ばしている大学の事例でしょう。「韓国の大学は財閥などが入って産業収入が大幅に伸びているし、一点集中的なスコアの伸ばし方は参考にならないのではないか?」という意見もあるかと思います。私も以前はそう思っていましたが、実際に延世大学を取材した際に副学長の方から「私達は成均館大学のように大手財閥から多額の資金援助を受けているわけでも、ソウル大学のように国から援助を受けている訳でもなく、学費や自分達で獲得してきた資金で運営している、決して潤沢な資金ではない私立大学です」と伺い、印象を改めました。産業資金が入りやすいお国柄ではありますが、日本のトップ大学との資金に大きな差がある訳ではありません。その中で、着々と他のスコアを改善している延世大学の事例は参考になると思います。 おわりに 去年は被引用論文に焦点を当てた記事を作成しましたが、今回は総合力を上げている大学について取り上げました。とはいえ研究力アップを着実に行えば被引用論文指標は改善するので、この二つは連動しています。教育は研究の担い手(若手研究者)を育てるので、当然教育に力を入れると次第に研究力もあがっていきます。5年というスパンで変化を辿ると、ランキングを着々と上げている中国・韓国の大学は、一過性ではない本当の意味での底力をつけている事実が見えてきます。 THEは来年からランキング指標を変更します。一番の変更点は日本の弱点である被引用論文指標だそうです。弊社では今年前半にウェビナーを開催し、THEのChief Data OfficerであるDuncan Ross氏に指標変更について共有いただける情報をお話いただきました。次回の指標改定は日本の旧帝国大学に有利に働くと解釈していますので、来年のランキングを今から楽しみにしています。私の印象では5つの指標のうち被引用論文指標だけがきわめて高い大学は改定の影響を大きく受けると思いますが、今の中国トップ大学や延世大学のように教育と研究の力を着実にあげている大学は恐らくランキングを大きく下げることはないと思います。 個人的には、被引用論文指標よりも英語圏有利な現在の仕組みを変えていく必要があると思います。評価基準が英語なので、当たり前ですが英語圏が有利です。その証拠にアジアでも英語が普及している香港とシンガポールは大学の数が少ないですが、常に総合ランキング上位に来ています。真の教育、研究力を図る万能な指標は存在しないと思いますが、語学面を取り除いた形で勝負できたら、全く違う構想になるのではないでしょうか? 2年後には総額2000~3000億(想定)といわれる追加資金が限られた日本の大学に投入されると思われます。政府は巨額のお金を出す以上各大学には相応の結果を求めます。それは大学ランキングアップなのか、イノベーションの創出なのか?様々な憶測が飛び交っていますし、最初は少ない数のトップ大学のみが対象になるようです。賛否両論あるようですが、常に資金不足を叫んでいる日本の大学のために、研究資金の総量が増えること自体は歓迎したいところです。長期的には研究への国民の関心を高め、アカデミアの方々がよりよい形での資金注入方法を国と話し合い、日本の研究に再び活力を取り戻すお手伝いを、微力ながらできればと思っています。 THE大学ランキングレビューに関するこれまでの記事 【誠のFACT】THE世界大学ランキング2021レビュー〜日本の大学、戦うか闘わざるか、それが問題だ 【誠のFACT】東アジアの中でプレゼンスを失いつつある日本の大学と、ラディカルな経営改革の必要性〜THE世界大学ランキング2020分析〜 【誠のFACT】THE世界大学ランキング2019に見る、アジアにおける日本の立ち位置
~研究者は、 Researcher.Life で利用できるこの補完的な言語検索エンジンを利用することで、様々なシソーラス、翻訳アプリ、学術研究用に編纂された辞書にアクセス可能に~ 研究者を支援する科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ(カクタス)は、研究者のための新しい学術言語検索エンジン「フレーズパーフェクト(PhrasePerfect)」をこのたび提供開始したことを、本日発表しました。業界初のこのオンライン執筆アシスタントは、関連するワード、フレーズ、参考文献、類義語の検索、データに基づく2単語の比較、翻訳機能を備え、科学論文執筆において頻繁に起こりうる問題を解決することで研究者を支援します。Researcher.Life製品スイートの一つであるフレーズパーフェクトは、無料で提供され、パソコンまたはモバイル機器からオンラインでアクセスできます。 カクタスCEO兼共同創業者のアビシェック・ゴエル(Abhishek Goel)は、次のように述べています。「研究者にとっての研究の道のりを手助けすることは、常に弊社にとっての重要な課題です。技術的進歩は、研究分野において相補的なものになりつつあり、カクタスラボは学術界に役立つ革新的な技術ソリューションの開発を目指しています。弊社は、研究者にとって言語が障壁であってはならないと確信しており、フレーズパーフェクトはその取り組みをさらに支援するものです」 研究者は、フレーズパーフェクトを利用することで、様々なシソーラス、翻訳アプリ、辞書などの複数のツールに一箇所からアクセスできます。これは、英語を母国語としない研究者にとって非常に重要なことです。研究者は、自分自身の言語で用語やフレーズを検索することができ、このツールによって、それらの言葉が翻訳され、そのフレーズが最も影響力のある論文誌で以前にどのように使用されていたか、既存の学術文献から複数の関連する例文を検索し、閲覧することができます。 カクタスの最高技術責任者であるニシュチェイ・シャー(Nishchay Shah)は、次のように述べています。 「学術的なフレーズバンクは、以前からありましたが、それらは静的で照会ができず、その結果、文法的には正しいけれども文脈に合っていないという文章が出力されることがありました。フレーズパーフェクトは、次世代の言語検索であり、発表する文献に合わせたワードやフレーズの明確な使用方法を迅速に見つけることを目的としています。フレーズパーフェクトは、シンプルなインターフェースで、研究者が原稿の品質を向上させるために簡単に利用できる業界初のソリューションです」 現在、フレーズパーフェクトの翻訳機能は、多くの言語に対応し、ワイリー、シュプリンガー、SPIE、アメリカ科学振興協会、ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルなど一流出版社から発行された何十万もの研究論文のコーパス(文例データベース)を備えています。フレーズパーフェクトについての詳細は、こちらをご覧ください。
~カクタス、研究の公正さを支えるピアレビューの重要性について対話を推進~ 研究者を支援する科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ(CACTUS)は、2022年9月19日から23日の期間に開催される学術出版界の大規模イベント「ピアレビュー・ウィーク2022」に参加することを発表しました。「ピアレビュー・ウィーク」とは、世界中から学術出版社、学術団体、研究機関、研究者をはじめとする学術関係者たちが一堂に会し参加する毎年恒例のイベントで、研究の維持に不可欠なピアレビュー(査読)についてさまざまな切り口から考え、信頼性の高い研究を普及させる上で査読が果たしている役割を追求することを目的としています。今年「ピアレビュー・ウィーク」は、カクタスのAuthor Community Leadであるジャヤシュリー・ラジャゴパラン(Jayashree Rajagopalan)が共同議長を務め、カクタスのエディテージインサイトの編集長で運営委員会のメンバーであるスネハ・クルカルニ(Sneha Kulkarni)がサポートします。そして、世界の学術コミュニティから公募で選ばれた「ピアレビュー・ウィーク2022」のテーマは、「Research Integrity: Creating and supporting trust in research(研究公正:研究への信頼を支え、育む)」に決定しました。 「ピアレビュー・ウィーク」について、カクタスCEO兼共同創業者のアビシェック・ゴエルは、次のように述べています。「研究の健全性・公正性(Research Integrity)について懸念が高まっており、科学の信頼性における脅威として大きく立ちはだかっています。ピアレビュー(査読)は、研究の品質を評価するための重要なメカニズムの1つです。今年のピアレビュー・ウィークのテーマは、研究の公正さをピアレビューによってサポートする方法について開かれた対話を持つ好機となると確信しています」 1週間にわたり開催される「ピアレビュー・ウィーク2022」の期間中、カクタスは、ライブパネルディスカッション、インタビュー、中国の学術関係者のために特別に企画された「Ask-Me-Anything(何でも聞いてね)」セッション、ポッドキャストなど、専門家がリードする対談を通じて、研究公正を維持する上で査読が果たす役割を多様な角度から理解するためのインタラクティブなセッションを開催します。また、国際的専門家による主要なディスカションでは、著者、査読者、編集者が今後の査読に期待することについてインタビューが行われるほか、学術関係者との徹底したディスカッションを通じて、研究公正についての問題や課題が表面化するときにその背後で何が起きているかを追及し、査読を進めていく上での人間的側面を明らかにしていきます。 カクタスのAuthor Community Lead兼「ピアレビュー・ウィーク2022」の共同議長であるJayashree Rajagopalanは、次のように述べています。「ピアレビューで研究の公正さに焦点を置き、国際的学術コミュニティが集結して、ピアレビューを行うことによって、科学研究において極めて重要な公正さをいかに維持し、強化していくかについて議論し、理解を深めることが不可欠です。1週間に渡るこのイベントは、ピアレビューが研究の公正さをいかに向上させることができるかについての多様な観点、考え、意見、経験を示すことができる素晴らしいプラットフォームです」 CACTUSのオンラインセッションやイベントは、誰でも参加でき、登録者全員がオンデマンドで見ることができます。また、イベントで提供される資料も閲覧できます。 CACTUSの「ピアレビュー・ウィーク2022」に関する詳細は以下のサイトをご参照ください。 https://www.editage.jp/info/peer-review-week-2022-editage/
~この提携により、研究者はシュプリンガー・ネイチャーのオープンアクセス・コンテンツをRディスカバリのデイリーレコメンデーションとして利用が可能に~ 研究者を支援する技術企業であるカクタス・コミュニケーションズ(Cactus Communications Pvt. Ltd.、本社:インド・ムンバイ 以下:カクタス)は、世界中の学術論文検索と文献レビューをサポートするためのアプリおよびWEBサービス「R ディスカバリ」のオープンアクセス(OA)・コンテンツ(無料で閲覧可能な学術情報)を拡充するために、国際的学術出版社であるシュプリンガー・ネイチャーと提携することを本日発表しました。この提携により、「Rディカバリ」にシュプリンガー・ネイチャーのOAポートフォリオが新たに追加されることになり、そのプラットフォームによって、140万人以上の研究者が、様々な主題分野において、世界中の32,000以上の学術雑誌における高品質のOAコンテンツにアクセスすることができることになります。 シュプリンガー・ネイチャーとの提携について、カクタスCEO兼共同創業者のアビシェック・ゴエルは、次のように述べています。「科学分野のコミュニティが広範なコンテンツにアクセスできるよう支援することは、当社の最優先事項の1つです。当社の目的は、新しく発表される関連の科学文献を世界中の研究者が手軽に利用できるようにすることです。文献の全文にわたりオープンアクセスを可能にすることにより、コンテンツの検索を加速させ、論文を読む時間の削減を手助けすることができます。この連携により、研究者は、「Rディスカバリ」アプリを使って、シュプリンガー・ネイチャーによって出版される価値の高いOA研究にアクセスすることができるようになります」 シュプリンガー・ネイチャーの間接チャネル副社長、Till Moepertは次のように述べています。「研究者は、当社事業の中心に位置付けられており、高品質のコンテンツにアクセスして利用することは、知識や発見の進展に不可欠です。OAの長い歴史において、当社は、科学、技術、医学、人文科学、社会科学の分野において、高品質のコンテンツへの合理的なルートを提供することにより、研究者をサポートすることに尽力してきました。また、オープンデータや研究をサポートすることにも広く力を注いできました。例えば、SciGraph に設定された最大のリンク済オープンデータの作成や当社のテキスト・データマイニングAPIを利用したFAIRデータプロジェクトのサポートなどがあります。カクタス・コミュニケーションズの「Rディカバリ」アプリとの提携により、開かれた研究が新しいプラットフォームや手段を利用してアクセスするという豊かな伝統を継続させ、最大限に広範囲のコンテンツ、ツール、サービスへのアクセスによって研究コミュニティをサポートし続けることができます」 カクタスの豊富な商品の中でも、「R ディスカバリ」 は、研究者がアプリやウェブ版を使って文献検索をするのに日常的に利用されています。現在、「R ディスカバリ」には、ライフサイエンス、生物学、医学、哲学、政治科学、環境科学、社会科学、心理学などの分野における950万件以上の研究トピックをカバーする32,000 以上の学術雑誌が含まれています。「Rディスカバリ」は、3,000万以上のオープンアクセス記事の検索・閲覧が可能で、大学の学位におけるペイウォールの記事にアクセスすることができ、どこでも利用できる最大の研究宝庫です。 シュプリンガー・ネイチャーは、「Rディスカバリ」にコンテンツを提供する主要な大手出版社の1社です。シュプリンガー・ネイチャーの高品質な研究出版に関する専門知識と、「Rディスカバリ」の何百万人もの研究者のためのオンラインプラットフォームを組み合わせることで、両社は、両社がサービスを提供するそれぞれのコミュニティに対して、アップグレードされたシームレスな体験を提供することを目指しています。「Rディスカバリ」に関する詳細は、(ウェブ | Android | iOS)をご覧ください。
研究者を支援する技術企業であるカクタス・コミュニケーションズ(Cactus Communications Pvt. Ltd.、本社:インド・ムンバイ 以下:カクタス)は、あらゆる形態のいじめから解放されたグローバルな学術文化の実現を推進するイニシアティブ「THINKアカデミア(Academia)」を創設したことを本日発表しました。 THINKとは、THINKはThoughtful(思慮深い)、Humane(謙虚)、Inclusive(包括的)、Nurturing(育成)、Kind(親切)の頭文字で、この5つがより良い、安全な、そしてより居心地の良い職場環境を世界中の研究者に提供するために必要な資質だと確信しています。 このイニシアチブについて、カクタスのCEO兼共同創業者であるアビシェック・ゴエル(Abhishek Goel)は、次のように述べています、「CACTUS メンタルヘルス調査は、研究者や学術界を支援するという当社の試みの第一歩に過ぎません。過去数年にわたり、学術界や学術機関におけるいじめの発生を指摘する証拠が増えています。当社はこの問題に取り組み、前面に押し出すためにTHINK アカデミアを立ち上げました。大多数の研究者がベストプラクティスの支持を前向きに表明し、学術的ないじめとは何かについて十分な情報を提供することを望んでいると考えています。THINK アカデミアを通じて、いじめが無視されることのない、より良い学術界の創造を目指して尽力してまいります」 2020年、世界中の研究者から13,000件以上の回答を得た「CACTUSメンタルヘルス調査」では、調査回答者の3分の1以上(37%)が職場で何らかのいじめや差別を経験したことがあると回答しています。また、回答者の40%近くが、職場におけるこうした敵対的な行動を回避したり、対処したりするための厳格なポリシーが所属する組織にないと回答しています。 さらに、いじめは研究者のメンタルヘルスやウェルビーイングに悪影響を与える主要な要因の一つであることが明らかになりました。 THINK アカデミアの主な目的の一つは、微妙で、非言語的で、目に見えない特定の行為や行動を含む学術的ないじめがどのようなものであるかについての認識を広めることです。カクタスでは、研究者や学術関係者がより積極的に行動し、優しさと共感をもって交流し、自分の行動や言動にもっと気を配るように奨励しています。また、学術機関に対しても、より安全なコミュニケーション・チャンネルを構築し、研究者や学術関係者の安全、健康、全人的ウェルビーイングを優先した政策を実施するよう求めていきます。 そして、このTHINK アカデミアを通じて、研究者や学者、大学、研究機関、学会、研究関連団体など、学術界のステークホルダーに対して、「THINK アカデミア」誓約に署名し、いじめのないグローバルな学術文化創造に向けた当社のミッションに賛同するよう呼びかけてまいります。 「THINK アカデミア」に関する詳細は、こちらでご参照ください。
科学の進歩を加速させるテクノロジー企業、カクタス・コミュニケーションズ(以下カクタス)の旗艦ブランドであるエディテージ(Editage)が、日本国内の英文校正会社を対象に行った東京商工リサーチの調査により、英文校正の売上高、英文校正の原稿量、リピート率で国内第1位を獲得いたしました。 カクタスは、英語を母語としない研究者が言語の壁を乗り越え、国際的なジャーナルに論文掲載できるよう支援することを目的として、2002年、英文校正サービスを提供するブランド、エディテージを開始しました。論文出版に到るまで論文原稿を何度も改訂しなければならない著者のために、業界初となる回数無制限・修正量無条件の無料再校正サービスを開始するなど、著者の悩みに寄り添った革新的なサービス開発と手厚いサポートを強みとして、業界1位のブランドへと大きく成長してきました。 今では国内のみならず、世界の著者に向けて学術翻訳、論文投稿支援、研究プロモーションや論文著者向けのセミナーなど、学術出版に関わるあらゆるソリューションを研究者、大学、そして学術出版社に向けて提供しています。 英文校正売上高、原稿量、リピート率の3部門で第1位という快挙について、カクタス日本法人の代表取締役、湯浅誠は次のように語りました。「今回のような評価をいただけることを心待ちにしていました。世界的に英語による論文出版競争が激化する中、私たちは日本のお客様の論文投稿の困難を汲み取り、学術業界の変化に合わせて地道にサービス開発と支援の拡充をしてきました。今回の結果は、そうした日々の努力がお客様に評価された結果であると考えています。長年信頼を寄せてくださるお客様に心より御礼と感謝を申し上げます。何よりも、日本一のリピーター数を認められたことを謙虚に受け止め、今後もお客様のご期待に添えるサービスを提供してまいります」 カクタスの共同創設者兼CEOのアビシェック・ゴエルは次のように述べました。「エディテージは創業当初から、特に日本の研究者の皆様の意見を伺い、その声を反映したサービスを展開してきました。その日本においてマーケットリーダーとして認められたことを大変嬉しく思います。今回の栄誉は、私たちが日本のお客様のニーズを理解し、日本で生み出される研究成果の出版を、英文校正業界の中で最も多く支えることができているという証明です。私たちを信頼し、支えてくれる従業員とお客様に、感謝とお祝いを申し上げます。創業20周年を迎えましたが、私たちはまだ始まったばかりです。さらなる躍進を目指して、お客様の声を丁寧に聞き、新たなソリューションをお届けできるよう努力を続けていきます。」
