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カクタス・コミュニケーションズの代表、湯浅誠が9月20日に開催されたRA協議会第4回年次大会にて「THEランキングを急速に伸ばすアジアの大学に学ぶ国際化・研究広報の最新動向」を発表しました。 先日発表されたTimes Higher Education(THE)の世界大学ランキング2019を見ても明らかなように、世界における日本の大学は存在感を失いつつあります。一方で中国勢は初のアジア1位に輝き、これからもこの勢いは続くと思われます。そんな中、お隣韓国は一部非常にランクを上げている大学や、一度大幅なランクダウンを経験しながら数年で盛り返した大学もあります。この発表では、これらの大学がどのようにしてランクアップ・回復したのかを、具体例を交えてお話しました。欧米などの世界トップ大学をベンチマークしがちですが、韓国から学べる事がたくさんあるのではないでしょうか?今後は中国の大学にインタビューを取り、その詳細をご報告したいと思います。 湯浅が当日に発表致しました、プレゼン資料はこちら をご覧ください。

2019年09月23 日、 SAGE Publishing はカクタスが運営する国際的な学術コミュニケーションブランド「エディテージ」と提携し、高品質な論文投稿支援サービスおよび研究成果のプロモーションサービスを提供する運びとなりました。この論文投稿支援サービスには、原稿のフォーマット調整、翻訳、英文校正、剽窃チェック、グラフィック調整が含まれており、費用と時間の両面において効率的に、期限内の論文投稿をサポートします。 さらに、論文が出版された後はインフォグラフィックやビデオアブストラクトを用いて、政策立案者や、助成団体、企業、メディア、一般社会に研究成果を広めるサポートを行います。これらのサービスは、SAGE Author Services 上の新たな専用サイト(英語および中国語)からお申し込みいただけます。 このパートナーシップを開始するにあたり、エディテージの出版社・学術機関対応部門ディレクターは、次のように述べています。「学術出版業界はオープンアクセスの推進というパラダイムシフトに直面しています。論文の投稿数が年に6%以上増加している現状とも相まって、論文投稿支援サービスと研究成果のプロモーションサービスへの期待はさらに高まっています。SAGE Publishing とともに、世界中の研究者の論文作成をお手伝いし、目標とするジャーナルからの受理率を高め、そして研究成果のインパクトを高めるお手伝いができると考えています。」

(湯浅 誠/カクタス・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役)   7月から8月末まで、カクタスではアメリカから3名のインターン生を受け入れました。CRCC Asia という組織から、夏休みに日本でインターンシップを経験したいアメリカ人の大学生がいるので受け入れてくれないかと打診され、「新しいこと大好き」な弊社としては喜んで受け入れることにしました。当初2名の採用を予定していましたが、事前のスカイプ面談で3人の学生と面接したところ全員好印象で、3名全員採用したい!となり、「やってもらう仕事は日本に来て、本人と話してから考えればいいや」という気持ちで希望者全員を受け入れました。 7月から2名、8月から1名、大学でマーケティングやコミュニケーション論を学んだアメリカ人の学生さんたちがインターンに来てくれました。7月から来た2人は偶然にも2人ともテキサス大学の学生でしたが、1人は最初は緊張の面持ちで、どことなく不安げな様子で言葉も少なめ。もう1名は明るく元気なタイプの学生さんでしたが、やはり仕事では人の話をよく聞き静かに着実に仕事をこなしていました。今まで自分自身が一緒に働いたアメリカ人は自信満々、マシンガントークを繰り広げる人がほとんどで、止まらない会話に途中でついていけなくなることもしばしばだったのですが(笑)、この2人は相手の出方を見て話しをする、かつ謙虚なタイプ。恐らく意見の多いインド人やアメリカ人の同僚と相当長く働いて慣れすぎているせいか、外国人は皆、自己主張が強くてマシンガントークをするものかと思い込んでいたようです。同じ国でも色々なタイプの人がいるのだな、と新鮮でした。 インターンシップというと、多くの会社で責任があまり重くない簡単な仕事を経験してもらう感じが多いと思いますが、弊社はインターンでも社員であっても、仕事に同じコミットメントを期待します。もちろん責任範囲は狭いですが、基本はその人が一番得意そうな仕事をしてもらい、時にはクライアント案件に関わってもらうこともあります。社員を担当につけて業務管理は行いますが、彼女たちには私も直接「あなた達は大学でしっかりマーケティング、コミュニケーション論を勉強してきたのだから、学んだことをここでどんどん吐き出してもらいたい。色々と仕事を投げていくのでよろしく」と伝えました。社内用の提案書やリサーチ、デザイン案件から資料編集まで、インターンにそこまでお願いしていいのなかと思うこともどんどん頼みました。 当初はどんなものが出てくるか想像がつかなかったので、ちゃんとできるものか心配していましたが、最初にお願いしたリサーチのプレゼンを聞いてびっくり。かなり細かく調べ、かつしっかり自分の意見と提案を入れており感心しました。もう後は思う通りに仕事をしてもらえば大丈夫だと判断し、指導担当の社員に「あとはよろしくね」と伝え、それ以降は彼女に時折進捗を聞くだけで、最終的に提出されてくるものだけをチェックしていました。 時々「調子はどう?」と学生さんたちに話しかけると、いつも「全て順調です!ここの仕事はすごく楽しいです!」と皆口をそろえて言ってくれます。これは自分を喜ばせるために言ってることなんだろうなーと、あまり深く考えていませんでしたが、送別会の時に「本当にカクタスでインターンできてよかったです。恐らく私達は日本に来た他のアメリカ人インターンの学生たちと比べて一番いい機会を与えられたと思います。他の仲間たちは仕事が楽しくないと言っていたので」と言ってくれました。何がこの違いに繋がったのだろう?と自分なりに考えて、おそらく会社がインターン生に何を期待し、どう接したかの違いなのではないかという結論に至りました。 私自身、カクタスのインド本社にインターン生として入ったのがこの仕事に就いた始まりです。当時は社員並み、いや社員以上に期待をされ(私が優秀だったからではなく、スタートアップ時代は会社の運命をそこにいた日本人に託すしかなかったためですが…)、一時期は一番早く会社に来て最後に帰るため、大事な会社のカギを自分が預かっていたこともありました。その時はインターンで経験のために働いているのだという考えはなく、一つでも多くを学び本気で成功したいという思いがあった事を思い出しました。今回来てくれたインターン生たちも各々目的を持って来日し、その経験をもとに自国で成功したいという思いが仕事ぶりから伝わってきました。 社会人になるといつからか初心を忘れ、時にはお金のために仕事をしている、自分が会社に働かされていると感じることがあると思います。私も今はサラリーマン社長ですし、昔はいち社員でしたので、やりたくない仕事や激務の時はよく愚痴をこぼしていました。お金をもらうどころか、お金を払ってインターン(仕事)に来ている彼女たちを見ていると、「働くって何だろう?」と考えさせられました。自分がやりたい仕事をやりたい、とは誰もが思うかもしれません。しかし、与えられた事を一生懸命頑張っていると、それがいつのまにかやりたい仕事になることもあるし、これが仕事をいつまでも楽しく続けるための秘訣だと私は思っています。日本に来るまで東京大学の存在さえ知らかった彼女たちが、日本の旧帝大向けに海外向けPR手段から、海外学生をリクルートする戦略まで、プロ並みに社員に向けてプレゼンしている姿をみて、働くとは何か、自分自身の考えを深めるいい機会になりました。仕事は自分次第で楽しくなるものなのです。今回の3名のインターン生からは学生のポテンシャルを大いに感じました。この気持ちを一生忘れないでほしいです! 最後に、このインターン生受け入れでもう一ついいことがありました。アメリカ人インターン生の教育担当に、今までチームマネージメント経験がない若手社員を起用しました。これが大当たりで、彼女は3人のインターン生を「マイ・ガールズ」と呼んでかわいがってくれ、驚くほどしっかり管理、指導してくれました。初めて部下を持って大変な中、自分の仕事もちゃんとこなしてくれていました。最後の送別会で寂しそうにしている姿を見ると、本当に信頼関係を築いていたんだなと感慨深かったです。学生と社員のマネージメント教育、両方に効果があるなるなんて、まさに一石二鳥。来年の夏も是非海外インターン生を受け入れしたいと思います。まさに素晴らしい経験でした。

2019年9月 18日、学術、医療コミュニケーション、AIソリューションを提供するグローバル企業、カクタス・コミュニケーションズ株式会社は、新ブランドPubSUREをリリースしました。PubSUREは、研究者と全分野の学術ジャーナルを繋ぎ、国際的な学術出版を効率化するための新しいマーケットプレイスです。 PubSUREは、著者とジャーナルを繋ぐマーケットプレイス、「PubSURE Connect」と、論文の自動解析・評価ツール「PubSUREレポート」を統合したプラットフォームです。PubSURE Reportは論文の評価項目の中でも特に可読性、コンプライアンスの遵守、論文の完成度といった観点で投稿前の原稿の健全性を著者にレポートする機能を備えており、PubSURE Connectは、プラットフォーム上でジャーナルがそれぞれ基本的な事項を満たした原稿のみをチェックできる、自動処理による認証機能を搭載しています。 カクタス・コミュニケーションズのCEO、アビシェック・ゴエルはPubSUREのリリースにおいて、「論文出版プロセスで著者が抱える悩みの中でも、特に投稿に適切なジャーナルを選べるか、出版までの時間をいかに短くできるかが重要な課題です。またジャーナル側にとっても、投稿されてくる膨大な数の論文のスクリーニングに編集者が費やす労力は計り知れない一方で、投稿はされていなくてもジャーナルにとって最も関連性が高く、本来出版を検討すべき論文の存在を知る方法がないという課題があります。PubSUREは、従来の学術出版のこうした障壁を打ち破り、著者とジャーナル双方が、ジャーナル選択と論文選択をこれまでになかった方法でコントロールできるようにします。」と述べました。 PubSURE Connectは著者とジャーナルを結びつける業界初の双方向プラットフォームです。論文著者にとっては自分の論文に最も適したジャーナルを、ジャーナル編集者にとってはジャーナルの領域にふさわしい研究論文を探すプロセスをシンプル化することができます。同時に、PubSURE Reportによる論文の総合的な評価を行うことで、設定された評価基準を上回る原稿のみがマーケットプレイスに表示されます。PubSURE ReportはディープラーニングとAIで構築されており、カクタス・コミュニケーションズ創業以来の主力ブランドであるエディテージで英文校正済みの100万稿以上の学術論文のデータによりトレーニングされています。 「私たちは、PubSUREによって学術出版がより開かれたものになると信じています。論文の投稿数を増やす方法を見つけたい新しいジャーナルにとっても、その分野のベストなコンテンツを集めたい著名なジャーナルにとっても、PubSURは役立つはずです。同様に、論文著者にとっても、プラットフォームに参加することで、複数のジャーナル編集者に一度に自分の論文に関心を持ってもらい、複数のオファーの中からジャーナルを選ぶことができるため、何ヶ月もかけて何度も異なるジャーナルに論文投稿する労力と負担を軽減することができます。その時間を研究活動に充てていただきたいのです」と、ゴエルは語りました。 PubSUREは今後数か月以内に、研究の整合性、画像不正のチェックなどの新たな原稿評価チェック機能をさらに追加していく予定です。現在、PubSURE上の論文は、プレプリントサーバーからの投稿や、プラットフォームへの直接投稿など、さまざまなソースから提供されています。プラットフォームに投稿される論文コンテンツ数が増加していくことで、設計概念の精度がますます改善され、マッチング率が向上し、ピアレビューまでの時間が短縮されていくことが期待されます。 PubSUREの紹介動画はこちら。 https://www.youtube.com/watch?v=aToaJsCregM&feature=youtu.be PubSUREの詳細・ご利用はこちら。 https://www.pub-sure.com  

(加納 愛 / ブランディング・事業開発部、アソシエイト・ヴァイスプレジデント)   弊社で国際研究広報を主眼とした、リサーチ・コミュニケーションサービス(以下RCS)事業を本格始動して3年ほど経ちました。もともとは欧米の商業学術出版社向けにスタートした事業ですが、現在は日本・中国・韓国・イギリスを中心に展開し、日本の大学でも国際研究広報を重要な成長戦略として位置付ける大学が増え、「一緒にやりましょう!」とお声掛けいただけるようになってきました。 必然的に弊社のチーム・サイズも拡大の一途を辿っています。本社のRCS事業部のクリエイティブチームはこの1年で4倍に拡大。日本でもこの3ヶ月で、経験豊富なアートディレクター、広報スペシャリスト、営業、そして社内移動のプロジェクトマネージャーと合計4名の新メンバーを迎えました。週に1回は「新メンバー紹介」「異動のおしらせ」メールがカクタスグループ内で飛び交う今日この頃です。 …と書くと社長のブログを併わせて読んだ方は「カクタスって変化が多くてバタバタした会社だな」と思うかもしれません。実際バタバタなんですが、それは挑戦し続けている証拠。古株の私は、新しい社員が入るたび「いやぁ〜、メンバーが増えるっていいよねぇ〜」と悦に入っています。新しい個性が入るとチームのダイナミクスにも変化があるし、その人の個性が会社に新しい可能性を連れてくるのを感じます。 ところで、カクタスの採用方針には、明文化はされていないけれど執行部から口を酸っぱくして言われる2つのポイントがあります。これ、いいなあと常々思っているので、今回紹介したいと思います。 1つ目は、「自分より能力が高く、自分の仕事を奪ってくれる人間を採用せよ」。これは必ず言われるポイントです。自分より高い給与で部下を雇うこともあります。経験が浅いマネージャーはつい「この人は自分に使いこなせるだろうか?」を重視しがちです。不安げな人は、自分の地位をおびやかさない人を無意識に採用してしまうかもしれません。しかし人を採用することは、会社に対する大きな責任を伴います。自分が仮に将来移動や退職をした後も、その人に給料を払いつづけるのは自分ではなく会社です。誰かが自分の仕事を自分よりうまくやってくれれば、自分自身に自由な時間が生まれるし、嫌が応にも新しい事をやる事になり、結果押し出されて前に進む事ができます。組織も新陳代謝します。一番会社に不利益なのは、採用した人の教育に追われてマネージャーが前より忙しくなってしまうパターンです。それよりも「これからは私がやるから、あなたは新しい事をしてください!」という感じで、自分の仕事を奪ってくれる刺激的な人を雇う。そう思うと採用ってすごく挑戦的でクリエイティブな仕事ですね。面接に費やす時間と労力は膨大ですけれど。 2つ目は、カルチャーフィットです。カクタスは独自の文化がありキャラクターの強い会社なので、採用時には必ず本社人事部担当者も英語面接を行って、会社の文化と人格がマッチするかを細かくチェックします。その中でも日本社長の湯浅と私自身が面接する際に重視しているポイントの一つは、一言で言えば「オープンで、いいヤツ」かどうかです。分解すると、「根本的に性根がいい人か」、「心を開いてなんでも話せるか」、「誰の前でも本音をちゃんと言えるか」、「自分をとりつくろったりごまかしたりしないか」みたいなところを、いろんな角度から突っ込んで聞いています。正直な人は、失敗したときこそ隠さず人に相談するし、自分の利益のために問題を人のせいにしたりしません。背後で誰かの悪口を言ったり、派閥を作ったりもしません。派閥や政治はカクタスが一番嫌うカルチャーです。仕事上で同僚と衝突があって上司に相談しても、「文句があれば俺を通さず本人に直接言え」と一蹴されてしまいます。「うちは個性的な社員ばかり」と社員がよく言いますが、多分誰にでも個性はある。ただ、カクタスは周りの空気を読みすぎず、自分の個性のままに振る舞うことが出来る人を、より好んで採用しているのだと思います。それで、一人ひとりが自分のもっている個性を出し、それを見て皆が「うちって個性的な人が多い会社だよね」と言うのだと思います。 会社と人にはそれぞれ個性があり、どちらも変化します。時によっては経営方針やカルチャーが合わなかったり、その時の会社の力では支えきれない夢があって外に飛び立っていく人や、もっと居心地のいい場所を見つけてやめていく人も当然います。いつか会社が成長して新しい機会を作り出せる力をつけると、同じように力をつけていた以前の同僚が戻ってきてくれることもあります。人材採用は、未来は変化することを前提として、会社と人がお互いの接点を見つけ合う面白い仕事だと思います。 私自身も、7月から今年度立ち上がったグローバル・ブランディング部に異動になりました。RCS事業部に入った優秀な4名の新メンバーのみなさんに引き継ぎをして、今後は本社と日本を行き来しながら、新しいチームでカクタス全社のブランド・プロジェクトを回していきます。これは7年前にやりたくて手を挙げたけれど、社内のニーズも自分の実力もなく成就できなかった仕事です。再度チャンスをいただけたことに、感謝の気持ちでいっぱいです。自分の能力を超えた仕事におびえて悪夢ばかり見る日々ですが、失敗を恐れず人の期待のナナメ上をいく仕事をしたいと思います。 人事異動が多いカクタスですが、新しいポジションに着任したみなさんには、自分自身のために、会社から自分に与えられた役割を超えて、自分らしい仕事ができる未来を切り開いていっていただきたいと願っています。

(湯浅 誠/カクタス・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役)   去年9月末に最後のブログを書いてから8ヵ月以上が経ちました。この1年はただでさえ変化が多いカクタスで、私自身の業務や役割がそれまでずっと担当していた日本マーケットから中国マーケットに大きく変わり、また日本でも新規事業である研究広報サービスの開拓、それ以外にも今期から本格稼働させるためのグローバルブランディングチーム設立と土台作りと、やる事がダイナミックに変化する中、それに追いつき一つ一つ心の整理をするまでに時間がかかり、外に向けた情報発信が全くできていませんでした。ただ自分の弱さがどこにあるのか改めて良く理解できた時期でした。 当然ですがその中でも会社は毎日休むことなく動いていきます。3月末で第12期が終わり、先月末にようやく決算も終了し、社長としてはここから次期に入れます。弊社は小規模の会社ですが会計監査をしていますので、決算書提出までに中々のプロセスと時間を要しています。業績は毎度社員の皆さんが頑張ってくれて、概ね目標通りでほっとしています。これまでとの大きな違いは年間の売り上げ目標数字は、私ではなく各チームが担当してくれて、この12年間で初めて決算書類が整うまで最終数字がわからなかったことです(笑)。今でもカクタスグループで一番のシェアを持つ日本マーケットを担当するプレッシャーの中、頑張って結果を出してくれた社員一人一人に深く感謝しています。 去年4月から12月まで主戦場としていた中国では、生まれて初めて中国人の部下を持ち、また上海オフィスの皆と色々調整しながら、中国マーケットを勉強していきました。当然共通言語が英語ですが、お互いネイティブではないためコミュニケーションを取るのがインド本社と比べかなり大変で、また案外本音を言わない中国人の心境が理解出来ないなど、様々な苦労がありました。 中国マーケットで現地チームの立ち上げが完了したタイミングで12月に担当を離れ、今年4月から着任したグローバルブランディングでは、国・地域、事業を問わずカクタス・グループ全体のブランド戦略を担当し着々と準備を進めています。業務が日本・中国からグローバルに拡大した事で、中国以外にも韓国やシンガポールの大学関係者にお会いし現地の動向が知れた事、また最近では英国オフィスと一緒に仕事をしているので、留学以来のイギリスに行って現地の大学担当者向へ営業やインタビューをする機会に恵まれ、自分の活動の領域が広がり経験値が高まった気がします。日本マーケットだけ見ていると、どうしても客観的に日本を見ることが出来ないのですが、外から自分の目で見る日本、また人から見られている日本、いいことも悪いこともありのまま受け入れることができるようになりつつあります。ただ先月香港で開催された学術出版業界の国際会議でアジア地域の研究動向について発表を聞いていた時に「Japan is the ONLY country whose research output is declining globally」と何度も言われた時は流石に切なかったですが。。。 第13期から本格的にグローバルブランディング業務に専念する事になり、既に3月からほぼ毎月インド本社に出張をしています。今年は業務の性質上今までと違うステークホルダーと仕事をし、またClientがこれまではexternal(弊社サービスをご利用いただいている日本のお客様)中心であったのが、internal client(社内ユーザー)も加わりました。社内管理部署にいると相手は自社社員なので、彼らのために仕事をする事が増えます。以前は自分が会社から見るとinternal clientであって、「お客様がこれこれのサービスを求めているから開発してくれ」「日本は重要マーケットなんだから優先して対応してくれ」と発破をかける立場でしたが、今年度は社内でブランド戦略を必要とするすべての部署、マーケットからあれこれ依頼を受けてその対応に頭を悩ませる立場になりました。今まで自分自身がいかに社内でうるさい存在であるか、逆の立場になって気が付きました。 今年2月に本社で全マーケットの経営陣を集めて開催した3カ年計画では、カクタス・グループの代表、Abhishek Goelから役員全員に「リーダーは同じ仕事を3年以上続けてはダメ」と言われました。常に変化をしていく会社であると掲げている以上、最初に変わらなければならないのはリーダーなので、当然の話ではあります。ただ、去年から新しいロールに変わり、ここ最近で少し慣れてきて、今期、来期と頑張ったら次はまた別のロールに移るというのは実際大変なことですし、時には少し休みたいと思うこともあります。しかし会社がこれまで何とか成長できているのは常に変化していること、いつも上を目指しているからで、今後も同じように進んでいくことで会社もそして社員も成長していくのだと思います。 最近のAbhishek Goelとの会話で「If you are not growing, you are shrinking and it’s not fun」と彼が話していたことが非常に印象的でした。第13期も会社、そして自分自身がしっかり成長し、また会社の期待に応えられるように頑張ります。Reinvent yourself!

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