カクタス・コミュニケーションズ株式会社(以下、カクタス)の研究プロモーション事業、Impact Science(以下、インパクト
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カクタス・コミュニケーションズ(以下カクタス)は、求人検索サイトFlexJobsの世界ランキング「2020年に注目すべきリモートワーク導入企業トップ100」で第16位に選出されました。このランキングは、FlexJobsのデータベースに掲載された世界5万4000社以上の企業とそのリモートワーク求人履歴を分析した結果に基づいています。FlexJobsによると、リモートで働きやすい仕事を他社よりも提供している企業を明確にしたとのことです。 カクタスがFlexJobsの世界ランキング上位20社に選ばれたのは今年で5回目です。科学の進歩を促すテクノロジー企業であるカクタスは、世界中から優秀な人材を呼び込むことに熱心に取り組んでおり、リモートワークがニューノーマル(新しい常識)となる以前から、この働き方の提供と奨励を開始していました。今日では、フリーランスのサイエンスライター、校正者、翻訳者のコミュニティとしては世界最大の規模を誇っています。 カクタスの採用情報はこちら:https://cactusglobal.com/careers/
2019年11月5日;ロンドン、イギリス―John Wiley & Sons Inc.は、Wiley Editing Servicesのサービス拡大を期して、カクタス・コミュニケーションズ(CACTUS)が運営する学術コミュニケーションブランドであるエディテージと提携する運びとなりました。この提携によりWileyは、論文の作成、投稿ジャーナルの選択、論文のプロモーションサービスを拡充し、論文の出版とプロモーションにおける包括的なサポートが可能となります。 Wiley Editing Servicesのウェブサイトでは、デザインも新たに7つの新サービスを分かりやすく紹介しています。人気の投稿支援サービスである英文校正、学術翻訳、グラフィック調整、投稿ジャーナル選択、原稿のフォーマット調整に加えて、ラインナップ豊富な論文のプロモーションサービスを展開しています。プロモーションサービスには、学会ポスター作成、カバーイメージデザイン、インフォグラフィック作成、レイサマリー作成、ニュース・ストーリー作成、動画制作が含まれており、研究成果の認知度とインパクトの最大化を目指します。 この提携を開始するにあたり、エディテージのシニア・バイス・プレジデントは次のように述べています。「エディテージは、国際的な学術コミュニケーションの発展に取り組んでいます。リサーチ・コミュニケーションが急速な変化を見せる中、私たちの革新的な論文プロモーションサービスは、より新しく、より効果的なフォーマットを活用し、研究成果の最大化を目指します。Wileyと提携できることを喜ばしく思っており、論文の出版前のみならず、出版後においても高品質なサービスを提供してまいります」 Wiley Researchのexecutive vice presidentであるJudy Versesは次のように述べています。「エディテージとの提携に期待を寄せています。彼等は研究者にとって信頼できるパートナーであり、研究者を第一に考えるという理念を私たちは共有しています。エディテージと共に研究者の論文出版をサポートし、研究成果を最大限に広めるお手伝いができることを楽しみにしています」 Wiley Editing Servicesについては、wileyeditingservices.comをご参照ください。 Wileyについて 研究および教育領域において世界を牽引するWileyは、ジャーナルの出版や各種サービスを通じて、変化の厳しい状況下にある学生、研究者、大学、企業の目標達成をサポートしており、その実績は200年以上を誇ります。 【Wileyの詳細】www.wiley.com
(湯浅 誠/カクタス・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役) 先日インド本社で行ったリーダーシップ研修会が非常に興味深く、自分自身の振り返りに役立ったので書きたいと思います。カクタスグループは設立から17年目の現在、世界7ヶ国に現地オフィスを持ち、1,000人近くのスタッフが働く会社に成長しました。私自身は設立2年目にインドで働き、5年目からは海外初拠点日本オフィスに在籍しているので、これまでの成長を会社と共に経験してきました。 信じられないスピードで変化する会社で、創業者であるゴエル兄弟以外はリーダーシップの入れ替わりが何度もあり、自分が今もそのグループにいることが奇跡のようです。今年度もまたリーダーシップの変更があり、新たにCACTUS leadership groupが結成されたため、今回全員の結束を強めるための研修会に参加しました。 毎回、研修会があると事前にたくさんの宿題があるのですが、今回はなかなか大変な課題が来ました。「自分自身のこれまでの人生を振り返り、5年ごとに起きた出来事(いい事・悪い事)、そこで感じた事、それらが今の自分自身の性格形成にどう影響を与えたか、印象的な人物は誰で、それはなぜかをこと細かに書き出し、一人1時間半を使って自分の人生について語りなさい」という宿題です。インドへ向かう約9時間のフライトの機内でずっとこの課題に取り組んでいました。誰でも時折自分の人生について人に語ることはありますが、まさか生まれてから今日までの人生を詳細に話す機会があるなんて考えてもいませんでした。まさに「自分自身を他の仲間の前でさらけだしなさい」という課題です。 はじめは幼少期の思い出がなかなか浮かんできません。とにかくやみくもに思い出してみるのですが、どうしても思い出せないので、エクセルに年号と自分の年齢をすべて書きだし、思い出せる年から入力してみました。すると最初は出てこなかった思い出がどんどん蘇りました。私の幼少期はとても人様に語れるようなものではないので割愛しますが、高校までの自分の思い出に共通していたのが「不安、妬み、劣等感」とネガティブな感情ばかりでした。途中なんとかいい思い出がないか自分に問いかけても、やはり出てきません。ちょっとした喜びはもちろんありましたが、とりわけ人に語るまででもない些細なものばかりです。 両親や親族がこの記事を読んでいないことを祈りますが、事実がどうであったにせよ、私の記憶の中では、15歳まではNot happyな人生であったようです。その後の人生において内面的な変化はありましたが、やはり自分に起きた幸せな出来事よりも辛い出来事のほうが記憶の中では優勢で、仮に同じ年にいい思い出はあっても、辛い思い出の影響力が強いようです。 嘘をついても仕方ないと開き直り、ありのままの人生を綴って当日を迎えました。現在CACTUS leadership groupのメンバーは9名で、このセッションは一人の持ち時間が1人90分、合計単純計算で810分、実際は15時間の長丁場でした。私以外全員のメンバーがインド人なので、育った環境が違うため理解できない所もありましたが、一人一人の話を聞いていると、アップダウンはあれ概ね人生を前向きに捉えている人がほとんどでした。現在の私は決して悲観的ではなく、どちらかというと楽観的だと思いますが、他のメンバーと比較すると、自分の心の奥には陰が宿っているのだと強く感じてしまいました。似たように辛い経験をした人の話を聞いても、当初は辛くても、その運命をしっかりと受け入れているように思えました。 自分と彼らの違いはなんだろうか、とこの研修会の間に何度も自問自答していましたが、自分なりに出た結論は「許せていない事がまだたくさんある」でした。すべて過去の出来事で現在の私の人生に影響はないはずなのですが、裏切られた記憶、強制された記憶、バカにされた記憶などがいまだに心の奥に眠っているようです。「同じ辛いことが過去に何度も起きたから、将来また起きるのではないか心配なんだ」と正直な思いを語ると、他のメンバー数名が「そう思うこと自体がまた悪い出来事を呼び込むから、考え方を変えた方がいい」「ここでその感情は断ち切った方がいい」とフィードバックをくれました。 10年以上前に「ザ・シークレット」という本で読んだことを思い出しました。「無意識に思う事が現実に起こる。頭の中が常にプラスであればいい事しか起こらない、逆にマイナスな事を考えるとそれが実現する」という話です。そんなのバカげている、と言ってしまえばそれまでですが、不安であっても何の解決にもなりませんし、このマイナスな発想自体を変えるいいチャンスだと思いました。 今回の研修会は自分自身の性格を変える機会だったのだろうと締めくくりました。私はこの研修を一つの人生の転機として、過去に起き忘れた自分の気持ちと向き合い、変わっていこうと思います。今まで自分が許せないと思っていた人や出来事とここでお別れをして、常にプラスに考えます!またダメダメだった幼少期の自分も許します! I forgive you. I forgive myself. And I move on! 皆さんも時間を取って一度自分の人生を振り返ってみてください。もし私のように記憶の中に埋もれたネガティブな自分がいたら、それを開放してあげてください。自分の人生を変えられるのは自分しかないので、一緒にポジティブな未来に変えていきましょう。
(湯浅 誠/カクタス・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役) 9月11日にTimes Higher Education(THE)の世界大学ランキング2020が発表されました。私はここ数年、韓国・中国の大学の躍進に注目しています。昨年のRA協議会第4会年次大会で行ったランチョンセミナーでは、ランキングが劇的にアップした韓国の大学事例を取り上げてその要因を発表し、ブログでも記事を書きました。また弊社が刊行している季刊誌Blank:aの最新号は、国際化が著しい中国の浙江大学の特集を組みました。今年と昨年のデータを改めて比較していると、やはり今年も日本の大学のパフォーマンス低下が気になります。 THE世界大学ランキングは、200位までの研究機関について総合点数が出るため、大学は200位以内へのランクインを目指しており、そこから100位内、50位以内へと目標を上げていきます。韓国の大学を取材した際も「まずは200位以内へ」を目標に掲げているケースが多かったです。そこで、まずは200位以内にランクインしている東アジアの国別研究機関数をTHE2020とTHE2019で比較してみました。 以下の表をご覧ください。 Googleスプレッドシートのダウンロードはこちらから THE2020(Global TOP200) 23機関(中国:7、韓国:6、香港:5、日本:2、シンガポール:2、台湾:1) THE2019(Global TOP200) 22機関(中国:7、韓国:5、香港:5、日本:2、シンガポール:2、台湾:1) 昨年から唯一Top200位入りの大学数を増やしたのは韓国で、躍進が続いています。中国の台頭に注目しがちですが、地道にランクアップをしているのは実は韓国の方です。 次に、東アジアの大学だけに絞ってTOP30位に注目してみましょう。 THE2020(東アジアTOP30) 30機関(中国:10、韓国:8、香港:5、日本:4、シンガポール:2、台湾:1) THE2019(東アジアTOP30) 30機関(中国:9、韓国:7、香港:5、日本:6、シンガポール:2、台湾:1) 中国、韓国のランクイン大学数は1大学ずつ増えています。一方で、日本は2大学減っています。香港、シンガポール、台湾は人口規模、大学数などの規模が小さく日本との比較が難しい、その逆に中国では国策の影響で注ぎ込まれている予算・人員の規模が大きいため比較の対象にならない、という議論は成り立つかもしれません。しかし、韓国の躍進と日本の苦戦が同時に起きている事実はこうした国の規模や条件の差では説明がつきません。なぜなら、ランクインしている日本の4大学は全て国立大学ですが、一方の韓国8大学の実に半数が私立大学であり、国の予算の影響を受けていない大学だからです。 韓国の大学の成功要因がどこにあるのかは直接各大学に聞かないとわかりませんが、韓国が強いスコアは共通しています。取り立てて顕著なのはIndustry Incomeですが、ここ数年の変化ではなく、また特に韓国の大学は産業との関わりが強いので、近年のランクアップに大きく寄与しているとは考え難いです。意外に思われますが、実はInternational Outlookがどんどん改善されています。とりわけ今回東アジアの私立大学は全てスコアが50点以上で、60点以上の機関もあります。International OutlookスコアがTHEのランキング全体に占める比率は7.5%と決して高くありませんが、国際化はCitationなど別の指標に間接的に影響を及ぼすので注目が必要です。日本の研究機関の殆どは、このInternational Outlookが 30点台です。韓国も5年前はほぼ全ての大学が30点台でしたので、この数年で相当力を入れたのだと思います。 そしてその影響か、被引用数も韓国は日本より高いスコアをみせています。東大の60.7点が日本の大学で一番高いスコアですが、東大と比較されるソウル大学が66.5点、また90点台の機関もあります。東アジア30位にランクインしている韓国8大学中、なんと5大学が東大より高いスコアです。つまり、研究の質を評価する被引用数においても、韓国は日本よりパフォーマンスが良いと言えます。 日本の大学のランキングについてネガティブな話が続いてしまいましたが、当然良い面があります。TeachingとResearchはどこの大学も他国と比較して高スコアです。この2つは高等教育機関の基礎体力と言えます。去年インタビューした、中国、韓国、シンガポールのトップ大学の方々に日本の大学の評価を問うと、「日本の大学はランキングでは苦戦しているが、本来は高い実力がありレベルが非常に高い」というコメントを何度も聞きました。いまだに東アジアでは日本以外でノーベル賞を受賞した研究者はいませんし、基礎研究の底力はダントツで高いのだと思います。 問題は、その「本来の基礎体力」をいつまで維持できるかということだと思います。人間の基礎体力が年齢と共に落ちるように、大学も若返りや改革なしでは長期にわたって実力を維持していくことは難しいのではないでしょうか。近隣諸外国の事例を学んでいると、体力を維持するために、日本の大学がやれることはまだまだ山のようにあるように思います。 大学関係者の方々にお話を伺うと、「THEは欧米大学に有利に働いている」「このランキングは日本の大学の真の実力を反映していない」とのコメントをよく聞きます。前者は確かにその通りで、研究評価は英語をベースとしているので、英米大学が圧倒的に有利です。しかし後者については、本当にそうだろうか?と疑問に感じています。恐らく世界の基準からみた今の日本の大学の実力は、ランキングの通りなのではないかというのが、グローバル企業の視点から日本のアカデミアを眺めた時の私の率直な印象です。基礎体力はまだかろうじてあるが、疲弊し息切れしていて、好転させる画期的な策をまだ見出せていない状態なのではないかと感じます。 そんな中、学長がリーダーシップをふるい、必死で大学改革を行おうとしている日本の大学もいくつかあります。大変な時代にこそ必ず強いリーダーが現れるものですし、リーダーシップなしでこの困難を乗り切るのは難しいと感じます。これからの日本の大学にとって大きな起爆剤となる経営改革とはどんなものでしょうか?例えば、怖いものなしで働けるバリバリの40代学長が現れたり、旧帝大に外国人学長が就任したりといった、今までになかったラディカルな試みをする大学が出てくれば、一気に変わっていけるのではないかなどと考えてみたりもします。立命館アジア太平洋大学は、ライフネット生命の元社長である出口治明氏が学長に就任されるなど、面白い取り組みをされていますね。また学費が一律であった国立大学でも授業料を改定している機関があります。千葉大学は値上げ分で全学生を海外留学させるという目標を掲げています。巨大組織を動かすのは並大抵の事ではありませんし、中にいる方々には様々なご苦労があると思いますが、日本の大学は今まさに大きな変革を求められる時代にいるのだと思います。 このTHEランキングの動向分析記事は毎年この時期に掲載していきたいと思いますが、数年後の記事に、「日本が奇跡の復活」というタイトルの記事を書く日がくることを夢見て、弊社のような大学を支援する企業も、情報共有や具体的な支援を通じて、できる限りのことをしていきたいと思っています。
