2020年11月2日

【誠のFACT】カクタスの新しいウェブサイトがリリースされました

(湯浅 誠/カクタス・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役)

 

カクタス・コミュニケーションズの歴史の中で、日本市場は特別な位置を占めています。共同創業者兼CEOのAbhishek Goelは、日本の研究者との偶然の出会いがきっかけで起業のアイデアを得ました。創業当初は日本市場をメインにサービスを提供してきた歴史があり、日本のお客様は会社の成長の要として、今でもカクタスの中で非常に大きな位置を占めています。

私はカクタスの創業当時からこの会社に関わってきました。2003年から1年半、インターンとして当時まだ十数人程度しかいなかったインド本社で勤務し、今でも主力ブランドであるエディテージの最初の日本語サイトの構築に携わりました。数年後、日本法人を設立し事業開発を担当するためカクタスに正社員として戻ってきたとき、自分が構築したウェブサイトが論文出版に言語の壁を感じている日本人研究者を支援する上で、とても重要な役割を果たしていました。

日本法人の設立に伴い、企業ブランドであるカクタスの最初のウェブサイトの構築も担当しました。ただ、当時提供していたサービスは国内向け要素が強く、日本のクライアントの好みに合わせて、あえて国際企業色を出さずに日本的なウェブサイトにしていました。

しかし、カクタスが日本以外の市場で年々プレゼンスを確立し、グローバルプレイヤーとして成長していく中で、日本市場を超えて世界中のお客様にカクタスのブランドメッセージを伝えるためには、ウェブサイトのデザインとコンテンツを全世界向けに標準化する必要があると感じて始めました。同時に、カクタスは過去数年の間に複数の新ブランドとソリューションを展開しているため、それをお客様にわかりやすい形で知っていただき、もっと活用してたいと考えました。

そしてこの度カクタスはグローバルサイトのリニューアルに合わせ、日本法人のウェブサイトを同時に刷新いたしました。

カクタスの新しいウェブサイトで今回達成したかったのは、次のような目標でした。

  1. お客様がカクタスが現在運営するビジネスブランドであるエディテージ、Impact Science、R(アール)、Cactus Life Sciences、UNSILO、Cactus Labsの全てのソリューションに一つのプラットフォームからアクセスできるようにすること。
  2. 国際的に活躍するカクタスのお客様の利便性のため、英語・日本語・中国語・韓国語の4カ国語をシームレスに切り替えて、同じ情報に複数言語で簡単にアクセスできるようにすること。
  3. 全世界向けに標準化されたウェブサイトでありながら、ニュースルームやブログを通じて日本のお客様に向けてカスタマイズされた情報を提供できること。

数年前の私たちは、各国市場の好みに合わせた異なるデザイン、コンテンツをもつウェブサイトにこだわりを持っていました。しかし世界がますます地域や言語の壁のない場所になりつつある今、その考えは大きく変化しました。

グローバル企業には、世界中の誰がどこからアクセスしても同じ体験ができ、同じブランドメッセージが伝わるウェブサイトが必要です。カクタスはこの流れに乗り遅れず、世界中で認知されるブランド・アイデンティティを築きたいと思っています。日本のお客様には、これからも期待の上をいく最高のサービスをご提供できるよう、今後も絶えまない努力を続けていきます。

カクタスを支えていただきありがとうございます。ウェブサイトから皆様のご意見をお待ちしております: https://cactusglobal.com/jp/

 

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