2021年10月26日

Researcher.LifeがWileyと提携。研究者向けeラーニングを独占的に提供

科学を変革するテクノロジー企業、カクタス・コミュニケーションズ(以下カクタス)が運営する研究者向けエコシステムResearcher.Life(リサーチャーライフ)は、学術出版を手がけるWiley(ワイリー)と提携し、同エコシステム内のプラットフォーム「R Upskill(アール・アップスキル)」にてWiley Researcher Academy(ワイリー・リサーチャー・アカデミー)を独占的に提供することとなりました。

ポストコロナ時代においてeラーニングは大きな変革期を迎えています。オンライン学習への未曾有の移行は、知識集約型経済での新たな世界のあり方を示し、各分野の専門家はあらゆる機会を通じてスキルアップすることを求められます。オンライン講座の数や種類の増加にともない、バーチャル学習を可能にするオンラインインフラの整備が進みました。その一方、膨大な数の講座の中からニーズに合うものを探し出すことは、難しく多くの時間を要します。これは大学や企業の研究者にとっても同様です。

このニーズに応えるため、Researcher.Life はR Upskill」にてWiley Researcher Academyを提供いたします。Wiley Researcher Academyは、Wileyが誇る一流科学誌の編集者や業界専門家のグローバルネットワークにより開発された、権威ある総合的なオンライン学習プログラムです。キャリアステージにかかわらず研究者の論文発表をサポートすることを目的とし、各自のペースで学んでいただけます。

科学論文執筆における最良の手法、研究論文での重要な構成要素、研究データの管理、適切なジャーナルの選択などトピックは多岐にわたり、計14もの独自の「ラーニングパス(学習コース)」で構成されています。学術出版社、ジャーナル、学協会、個人研究者(特にキャリア初期の研究者)、研究機関、ライフサイエンス・ヘルスケア業界を対象に、科学論文を発表する過程に必要な専門知識を身につけることができます。R Upskillでは、他にも100以上の講座や、拡大の一途をたどる研究者コミュニティをご利用いただけます。それぞれの方にふさわしい講座を容易に見つけられる厳選されたトレーニングソリューションを取り揃えています。

Wileyのグローバルセールスパートナーシップ担当シニアディレクター、ダンカン・キャンベル氏は次のようにコメントを寄せました。「Wiley Researcher AcademyをR Upskillの会員の皆様に提供することで、研究者コミュニティを支援し、論文発表成果の向上に貢献できることを大変うれしく思います」

カクタスの共同創業者でCEOのアビシェック・ゴエルは次のように語っています。「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により、研究者の生活は大きく変わりました。学会や年長者との研究室での交流で得られる学びはほとんどなくなり、研究者はオンラインで専門的な講座を受講してスキルアップすることが求められます。当社はR Upskillを通じてこの問題に取り組みます。Wiley Researcher Academyとのコラボレーションは、研究者の皆様に学習コンテンツを通じて多くの知識をもたらし、専門的な内容による学習機会をこれまで以上に加速させていくことでしょう」

そしてゴエルは次のように続けています。「ポストコロナ時代における学習の未来を見据え、Researcher.Lifeはより一層の知識の拡大と革新を後押しに向けて、さらなる提携を目指しています」

R Upskillは今後も科学と研究者の発展のため、新たなる革新を続けてまいります。

*Wiley Researcher Academyやその他の講座へはR Upskillの会員登録後にアクセスいただけます。

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