2022年9月12日

カクタス・コミュニケーションズ、「Rディスカバリ」のオープンアクセス・コンテンツ拡充を目的に、シュプリンガー・ネイチャーと提携

~この提携により、研究者はシュプリンガー・ネイチャーのオープンアクセス・コンテンツをRディスカバリのデイリーレコメンデーションとして利用が可能に~

研究者を支援する技術企業であるカクタス・コミュニケーションズ(Cactus Communications Pvt. Ltd.、本社:インド・ムンバイ 以下:カクタス)は、世界中の学術論文検索と文献レビューをサポートするためのアプリおよびWEBサービス「R ディスカバリ」のオープンアクセス(OA)・コンテンツ(無料で閲覧可能な学術情報)を拡充するために、国際的学術出版社であるシュプリンガー・ネイチャーと提携することを本日発表しました。この提携により、「Rディカバリ」にシュプリンガー・ネイチャーのOAポートフォリオが新たに追加されることになり、そのプラットフォームによって、140万人以上の研究者が、様々な主題分野において、世界中の32,000以上の学術雑誌における高品質のOAコンテンツにアクセスすることができることになります。

シュプリンガー・ネイチャーとの提携について、カクタスCEO兼共同創業者のアビシェック・ゴエルは、次のように述べています。「科学分野のコミュニティが広範なコンテンツにアクセスできるよう支援することは、当社の最優先事項の1つです。当社の目的は、新しく発表される関連の科学文献を世界中の研究者が手軽に利用できるようにすることです。文献の全文にわたりオープンアクセスを可能にすることにより、コンテンツの検索を加速させ、論文を読む時間の削減を手助けすることができます。この連携により、研究者は、「Rディスカバリ」アプリを使って、シュプリンガー・ネイチャーによって出版される価値の高いOA研究にアクセスすることができるようになります」

シュプリンガー・ネイチャーの間接チャネル副社長、Till Moepertは次のように述べています。「研究者は、当社事業の中心に位置付けられており、高品質のコンテンツにアクセスして利用することは、知識や発見の進展に不可欠です。OAの長い歴史において、当社は、科学、技術、医学、人文科学、社会科学の分野において、高品質のコンテンツへの合理的なルートを提供することにより、研究者をサポートすることに尽力してきました。また、オープンデータや研究をサポートすることにも広く力を注いできました。例えば、SciGraph に設定された最大のリンク済オープンデータの作成や当社のテキスト・データマイニングAPIを利用したFAIRデータプロジェクトのサポートなどがあります。カクタス・コミュニケーションズの「Rディカバリ」アプリとの提携により、開かれた研究が新しいプラットフォームや手段を利用してアクセスするという豊かな伝統を継続させ、最大限に広範囲のコンテンツ、ツール、サービスへのアクセスによって研究コミュニティをサポートし続けることができます」

カクタスの豊富な商品の中でも、「R ディスカバリ」 は、研究者がアプリやウェブ版を使って文献検索をするのに日常的に利用されています。現在、「R ディスカバリ」には、ライフサイエンス、生物学、医学、哲学、政治科学、環境科学、社会科学、心理学などの分野における950万件以上の研究トピックをカバーする32,000 以上の学術雑誌が含まれています。「Rディスカバリ」は、3,000万以上のオープンアクセス記事の検索・閲覧が可能で、大学の学位におけるペイウォールの記事にアクセスすることができ、どこでも利用できる最大の研究宝庫です。

シュプリンガー・ネイチャーは、「Rディスカバリ」にコンテンツを提供する主要な大手出版社の1社です。シュプリンガー・ネイチャーの高品質な研究出版に関する専門知識と、「Rディスカバリ」の何百万人もの研究者のためのオンラインプラットフォームを組み合わせることで、両社は、両社がサービスを提供するそれぞれのコミュニティに対して、アップグレードされたシームレスな体験を提供することを目指しています。「Rディスカバリ」に関する詳細は、(ウェブ | Android | iOS)をご覧ください。

カクタスとつながる

メディア関係のお問い合わせはこちらから

お問い合わせ