2022年9月15日

カクタス・コミュニケーションズ、学術出版界の大規模イベント「ピアレビュー・ウィーク2022」への参加を決定

~カクタス、研究の公正さを支えるピアレビューの重要性について対話を推進~

研究者を支援する科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ(CACTUS)は、2022年9月19日から23日の期間に開催される学術出版界の大規模イベント「ピアレビュー・ウィーク2022」に参加することを発表しました。「ピアレビュー・ウィーク」とは、世界中から学術出版社、学術団体、研究機関、研究者をはじめとする学術関係者たちが一堂に会し参加する毎年恒例のイベントで、研究の維持に不可欠なピアレビュー(査読)についてさまざまな切り口から考え、信頼性の高い研究を普及させる上で査読が果たしている役割を追求することを目的としています。今年「ピアレビュー・ウィーク」は、カクタスのAuthor Community Leadであるジャヤシュリー・ラジャゴパラン(Jayashree Rajagopalan)が共同議長を務め、カクタスのエディテージインサイトの編集長で運営委員会のメンバーであるスネハ・クルカルニ(Sneha Kulkarni)がサポートします。そして、世界の学術コミュニティから公募で選ばれた「ピアレビュー・ウィーク2022」のテーマは、「Research Integrity: Creating and supporting trust in research(研究公正:研究への信頼を支え、育む)」に決定しました。

「ピアレビュー・ウィーク」について、カクタスCEO兼共同創業者のアビシェック・ゴエルは、次のように述べています。「研究の健全性・公正性(Research Integrity)について懸念が高まっており、科学の信頼性における脅威として大きく立ちはだかっています。ピアレビュー(査読)は、研究の品質を評価するための重要なメカニズムの1つです。今年のピアレビュー・ウィークのテーマは、研究の公正さをピアレビューによってサポートする方法について開かれた対話を持つ好機となると確信しています」

1週間にわたり開催される「ピアレビュー・ウィーク2022」の期間中、カクタスは、ライブパネルディスカッション、インタビュー、中国の学術関係者のために特別に企画された「Ask-Me-Anything(何でも聞いてね)」セッション、ポッドキャストなど、専門家がリードする対談を通じて、研究公正を維持する上で査読が果たす役割を多様な角度から理解するためのインタラクティブなセッションを開催します。また、国際的専門家による主要なディスカションでは、著者、査読者、編集者が今後の査読に期待することについてインタビューが行われるほか、学術関係者との徹底したディスカッションを通じて、研究公正についての問題や課題が表面化するときにその背後で何が起きているかを追及し、査読を進めていく上での人間的側面を明らかにしていきます。

カクタスのAuthor Community Lead兼「ピアレビュー・ウィーク2022」の共同議長であるJayashree Rajagopalanは、次のように述べています。「ピアレビューで研究の公正さに焦点を置き、国際的学術コミュニティが集結して、ピアレビューを行うことによって、科学研究において極めて重要な公正さをいかに維持し、強化していくかについて議論し、理解を深めることが不可欠です。1週間に渡るこのイベントは、ピアレビューが研究の公正さをいかに向上させることができるかについての多様な観点、考え、意見、経験を示すことができる素晴らしいプラットフォームです」

CACTUSのオンラインセッションやイベントは、誰でも参加でき、登録者全員がオンデマンドで見ることができます。また、イベントで提供される資料も閲覧できます。 CACTUSの「ピアレビュー・ウィーク2022」に関する詳細は以下のサイトをご参照ください。 https://www.editage.jp/info/peer-review-week-2022-editage/

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