2022年4月26日

カクタス・コミュニケーションズ、インフォグラフィック作成SaaSプラットフォーム、 マインド・ザ・グラフの買収を発表

カクタス・コミュニケーションズは技術提供の規模拡大を図り、学術界やライフサイエンス業界のお客様に新たな自動DIYソリューションを提供します。

科学の進歩を促すテクノロジー企業、カクタス・コミュニケーションズ(以下カクタス)は、「世界最大の科学的に正確なイラストギャラリー」を持つSaaSプラットフォーム、マインド・ザ・グラフ(Mind the Graph)の買収を発表いたしました。カクタスは、科学図解の自動作成およびAI駆動型の科学コミュニケーションソリューションを、研究者や学術出版社、ライフサイエンス業界に提供できるようになります。

特に科学の普及や幅広い立場の方に科学を届けるソリューション部門Impact Science(インパクトサイエンス)では、正確な科学図解を作成できる自動DIYソリューションの提供によって研究がより多くのお客様に届けることが可能となり、事業規模のより一層の拡大が見込まれます。

カクタスの共同創業者でCEOのアビシェック・ゴエル(Abhishek Goelは、「今回の発表はテクノロジーを通じて科学の発展を可能にするというカクタスのヴィジョンをまさに共有し、大変嬉しく思っています。毎年膨大な数の研究論文が発表され、読者の注意を引くことがますます難しくなっています。研究者は研究内容の提示において、より魅力的かつ長期的なインパクトを残せる、科学コミュニケーションの代替手段(ポスターやインフォグラフィック、摘要図解など)が必要です。マインド・ザ・グラフのAI駆動型ソリューションを通じて、カクタスはお客様の変わりゆく要望に応えられると信じています。さらに、当社の既存のサービスを補完する製品を提供できるようになるでしょう。今後も、学術界とライフサイエンス業界で、世界中のお客様のニーズに応えられるよう、技術提供の拡大に向けて戦略的な投資を続けていきます」と語っています。

2016年に薬理学者とデザイナーによって設立されたテクノロジーベンチャーであるマインド・ザ・グラフは、7年足らずのうちに科学コミュニケーションのためのインフォグラフィックを提供するリーディングプラットフォームへと成長を遂げました。マインド・ザ・グラフの共同創業者ファブリシオ・パンプロナ(Fabricio Pamplonaは、「今回の提携によりマインド・ザ・グラフは、カクタスが培ってきた業界に対する理解や世界各国での存在感の恩恵を受け、これまで以上に早く成長を遂げ、より多くのお客様にサービスを届けられるでしょう」と述べました。

カクタスの技術的ヴィジョンの実現を推進し、新たな技術とカクタスの既存技術との統合を進めるチームを率いる最高技術責任者ニシュチェイ・シャー(Nishchay Shah)は、次のように語っています。「マインド・ザ・グラフの製品と技術は、AI駆動型の製品を活用して業界を活気づけたいというカクタスのヴィジョンにまさに重なります。既存のAIソリューションを生かして、世界中のお客様に最高の価値を提供できることを楽しみにしています」

カクタスは、世界中の研究者コミュニティと学術出版社、ライフサイエンス業界にサービスを提供するために技術提供の拡大を図っています。技術拡大に向けた近年の取り組みのひとつに、デンマークを拠点とする、テキスト分析、言語・データサイエンスに特化したAIおよび自然言語処理(NLP)の企業、アンサイロ社(UNSILO)の買収があります。また、機械学習を活用して学術コンテンツから構造化されたデータと情報のサマリーを抽出するテクノロジーを開発する企業、Scholarcy社に投資しています。さらに研究インパクトを促進するためのネットワーキング&コミュニケーション追跡サービスとして数々の受賞歴を誇るKudosにおいて、相当数の株式を保有しています。カクタスは自社のさまざまな事業と、同じ方向性で活動するスタートアップへの投資を通じて、科学の進歩に尽力してきました。今後もそのようなつながりの構築を目指していきます。

詳しくはこちら:www.cactusglobal.com/jp/

カクタスとつながる

メディア関係のお問い合わせはこちらから

お問い合わせ