2023年5月26日

研究者支援ツール「Paperpal」、全世界でユーザー数20万人を突破

科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界的に活動するカクタス・コミュニケーションズ(Cactus Communications Pvt. Ltd.、本社:インド、以下:カクタス)は、カクタスが提供する言語・翻訳および投稿規定上の誤りをチェックするAIアシストソフトPaperpalのユーザー数が、2023年5月20日に全世界で20万人を突破したことを、本日発表しました。

 

Paperpalは、2023年3月に10万ユーザーを突破してから、わずか8週間という短期間で20万人に達しました。これは、ソーシャル・プラットフォームにおけるAIツールに対する関心の高まりと、学術論文執筆におけるPaperpalの重要性を研究者が高く評価したことなどが背景にあります。

 

Paperpalサービス: https://paperpal.com/ja

 

カクタスCEO兼共同創業者のアビシェック・ゴエル(Abhishek Goel)は、Paperpalについて次のように述べています。「研究者が質の高い論文を執筆し、それを短期間で出版可能な形にまとめるための支援を目的にPaperpalを開発しました。Paperpalは、MS Wordに組み込むことができ、学術研究に対して最適なアドバイスを提供する大変便利なツールです。当社が提供するPaperpalが、論文の出版に成功した研究者から高い評価を受け、特に研究者のニーズに応えるために設計されたツールとして認知されていることは、大いに喜びを感じています」

 

カクタスは、20年以上にわたり世界中の研究者に対して高品質の学術的な言語校正サービスを提供してきました。また、2020年10月に研究者の学術執筆を支援する目的で、AI搭載の原稿チェックツールPaperpalを発表しました。Paperpalに搭載されたAIは、数百万の公開論文と、トップジャーナルの要求を満たすために熟練の学術エディターが編集した原稿を基に訓練されており、日々進化を続けています。Paperpalを利用することで、ジャーナルへの投稿前に、言語や投稿規程における一般的な誤りや抜け漏れをチェックでき、論文掲載の可能性を高めることができます。

 

カクタスの最高技術責任者ニシュチェイ・シャー(Nishchay Shah)は、次のように述べています。「人工知能(AI)に基づく言語ソリューションの進展が、学術コミュニケーションの状況を一変させています。特にChatGPTの商業的成功による大規模言語モデル(LLM)の急増とともに、学術執筆補助ツールは革命を遂げています。現在、著者は研究論文の執筆を支援する多数の言語編集ツールや学術執筆補助ツールを自由に使用できます。しかし、研究者は、執筆、翻訳、技術的なジャーナル遵守のチェック、明瞭性、スタイル、一貫性のレビューなど、出版準備を整えるために、多くの異なるツールを使用しなければなりません。Paperpalでは、自社開発の最高水準AI技術と、オープンソースコミュニティからの最先端の言語モデルを融合することで、出版までの道のりをシームレスにサポートする統合ソリューションを構築しています」

 

原稿作成プロセスにおいて、言語編集は不可欠な要素であり、AIツールは学術文書の品質を大幅に向上させることができます。AI言語編集ツールは、明確で間違いのない文章を作成するために活用が急増していますが、Paperpalのように学術的文章に特化して設計されたツールは非常に少ないです。

Paperpalについての詳細はhttps://paperpal.com/jaをご参照ください。

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