2021年9月2日
査読におけるアイデンティティの役割を明らかに
~カクタス・コミュニケーションズ、査読プロセスにおけるアイデンティティをテーマに、ピアレビュー・ウィーク2021でさまざまな角度から対話を促進~
科学の進歩を促進するテクノロジー企業、カクタス・コミュニケーションズ(以下カクタス)は、2021年9月20日から24日までの間、世界の学術コミュニティのためのバーチャルイベント「ピアレビュー・ウィーク2021」の共同運営委員長を務めます。今年のテーマ「査読におけるアイデンティティ」は、ピアレビュー・ウィークの歴史上初めて、学術コミュニティによるグローバル投票(2021年4月7日~6月7日実施)で決定しました。カクタスの今年の活動は、旗艦ブランドであるエディテージが主催し、ダイバーシティやインクルージョンなど、アイデンティティのさまざまな側面に焦点を当てたブログ記事、インタビュー、ウェビナーなどを予定しています。
今年で7年目を迎えるピアレビュー・ウィークは、学者や研究者、出版社、さらにジャーナリストや科学コミュニケーションの専門家など、査読に関心のある学術関係者が一堂に会するグローバル年次イベントです。査読が果たす重要な役割を広く知らせるとともに、査読業務の改善すべき点を浮き彫りにしています。2016年からピアレビュー・ウィークの組織委員会のメンバーで、このたび共同運営委員長を務めるカクタスは、イベント期間中、エディテージのプラットフォーム上でアイデンティティをテーマに、経験豊富な研究者、査読者、出版社など主要関係者とのディスカッションを促進する活動を開催します。
カクタスが開発したオンラインプラットフォーム「Researcher.Life」のグローバルコミュニティエンゲージメント担当シニアマネージャーで、ピアレビュー・ウィーク2021共同運営委員長のジャヤシュリー・ラジャゴパランは「ピアレビュー・ウィーク2021は、初めて研究コミュニティがテーマを決めたことで一層特別なものになるでしょう。今年は査読について世間に知ってもらうだけでなく、一歩進んで、査読プロセスにおいてアイデンティティがいかに重要な役割を果たしているかについて語り合います。査読は、そこに関わる全員のアイデンティティに影響を与えると同時に影響を受ける複雑なエコシステムなのです。また、個人的アイデンティティ、職業的アイデンティティ、社会的アイデンティティの相互作用が査読プロセスの経験や認識にどう影響するかを解明したいと思います。アイデンティティに関する問題への意識を高めながら学術出版の複雑なエコシステムへの理解を深めれば、より多様で公平なプロセスの構築に役立つでしょう」と語っています。
カクタスの共同創業者でCEOのアビシェック・ゴエルは「世界の研究コミュニティが多様な人々で構成され、中国などアジア諸国の研究者も多数存在することは紛れもない事実です。しかし、こうした状況は世界の査読要員の構成に反映されておらず、欧米で活動する査読者が大半を占めています。私たちはこの格差に挑み、世界の査読要員を研究者と同様に多様な構成にするために何ができるかを自問しなくてはなりません。ピアレビュー・ウィーク2021では、経験豊かな研究者、査読者、出版社など主要関係者を集め、インタラクティブなQ&Aセッション、インタビュー、ライブウェビナー、ブログ記事などの形式で、このギャップを埋めるために必要な対話を促します」と話しています。
カクタスはイベント開催中、毎日異なる角度からテーマに光を当て、査読におけるアイデンティティを巡る対話に参加するよう働きかけます。研究者、査読者、出版社がそれぞれの経験をオープンに共有できるプラットフォームを提供することで、参加者同士でつながり、学び合えるようにしたいと考えています。カクタスが進行するオンラインセッションは、無料で自由に参加でき、登録すればどなたでもイベントの追加資料と共にオンデマンドで閲覧可能です。
ピアレビュー・ウィーク2021でカクタスが主催する活動への参加をご希望の方はこちら: https://www.editage.com/info/peer-review-week-2021-editage/