2022年10月21日

カクタス・コミュニケーションズ、                           「インターナショナル・オープンアクセスウィーク2022」を開催

~今年のテーマは、「気候正義のためのオープンデータ(Open for Climate Justice)」および  「気候変動をめぐるオープンアクセスの重要性」~

研究者を支援する科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ(カクタス) は、オープンアクセスに関する最大規模の学術出版イベント「インターナショナル・オープンアクセスウィーク2022」を10月24日(月)から30日(日)迄の期間、オンライン開催することを本日発表しました。 「気候正義のためのオープンデータ(Open for Climate Justice)をテーマにした今年のバーチャルイベントでは、オープンアクセス(OA)および気候正義の重要性についての認識や理解を深めることを目的に、知識プロデューサー(研究者)および知識ディストリビューター(出版社)を招待して開催します。また、今年のオープンアクセスウィークは、カクタスの3つのブランド、 エディテージ、 Impact ScienceR Discovery のほか、オープンアクセス書籍の最初の科学出版社であり現在では学際的研究のオープンアクセス雑誌を出版するインテックオープン(IntechOpen) と世界的な大手出版社であるブリル(Brill)の2社がイベントパートナーとして参加します。

カクタスCEO兼共同創業者のアビシェック・ゴエル(Abhishek Goel)は、次のように述べています。 「気候変動は、様々な利害関係者の行動を必要とする深刻な地球規模の危機です。研究を通じて知識を追求し、これを活用することは、この問題に取り組む戦略を考える上で極めて重要な役割を果たすことになります。したがって、科学文献に対するオープンアクセスを構築することが不可欠です。今年のインターナショナル・オープンアクセスウィークでは、気候正義に焦点を置き、気候変動と世界的なオープンアクセス社会における結束と協力を促進することを目的としています」

インターナショナル・オープンアクセスウィークは、2008年から毎年10月に、オープンアクセスウィーク諮問委員会との連携により、学術出版アカデミックリソース連盟(Scholarly Publishing and Academic Resources Coalition(SPARC))が主催で開催している世界的なバーチャルイベントです。このイベントは、学術界にとって、オープンアクセスの重要性と有益性を学び、オープンアクセスに関する方針における最近の進展について話合い、オープンアクセスがその解決のために役立つ科学的・社会的課題についての見解を共有する機会になります。

このイベントを通じて、研究者たちは、気候関連研究をオープンアクセスで発表する重要性について理解を深めるとともに、オープンアクセスについての知識を深め、オープンアクセス誌で発表する方法について専門家の指導を受けることができます。出版社は、研究内容をオープンアクセスにすることで気候変動対策に貢献する方法、オープンアクセス出版における地域差を克服する方法、同様の世界的危機とその対策にオープンアクセスが果たした役割などについて見識を深めることができます。

1週間のイベントの期間中、カクタスは、インテックオープン(IntechOpen)およびブリル(Brill)と共に、Alison Mudditt (CEO、 PLOS)、 Stephanie Veldman (オープンリサーチ長、ブリル)、Rachel Martin (サステナビリティ・ディレクター、エルゼビア)などの業界専門家を招いたパネルディスカッションやビデオインタビューなど多くのインタラクティブな企画を実施するほか、研究者や出版社向けに、オープンアクセスに関する記事を発表していく予定です。オープンアクセスウィーク2022のバーチャルセッションおよびイベントは、専用フォームからご登録いただくことで、どなたでも無料でご参加、ご視聴いただけます。

インターナショナル・オープンアクセスウィーク2022へのご登録は、https://bit.ly/3VrD9yg で受け付けています。

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