福井大学、研究力強化のためAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」を導入~多忙な研究者等を支援する、大学としての新たな取り組み~

Posted on 17. 7月 2025

研究者総合支援のエディテージが提供するAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal™」が2025年5月、国立大学法人福井大学に導入されました。大学全体の研究力向上を目的とした導入であり、特に研究データは整っているものの、多忙により論文化が進まない研究者に対して有効な支援策となることが期待されます。また、本ツールの定着のため、学内研究者向けにエディテージ担当者による導入説明会の開催を予定しています。

AI英語論文執筆支援ツールPaperpalは、プロ校正者の英文チェックに極めて近い、正確で文脈に合った英語表現の提案や、AIによる単語削減、引用文献の検索などのサポートをリアルタイムで得ることができるAIツールです。Paperpalに使われるAI技術は、出版された論文の学習に加え、20年以上に渡って英文校正ブランドであるエディテージの熟練の学術校正者が蓄積してきた校正ノウハウを学習させることにより作られています。

<導入概要>

導入対象者:福井大学教員400名(工学部200名・医学部200名)
初回導入期間:2025年5月~2026年4月(予定)
導入目的:本ツールの活用により以下の効果が期待されています。

  • 研究時間の実質的な増加
  • 英語論文執筆における生産性の向上
  • 論文の質向上

また、これらを通じて国際学術誌への採択率の向上や論文数の増加といった成果も見込まれています。

まずは1年間の運用を予定しており、その間に本ツールの有効性を検証し、成果や課題を踏まえた上で次年度以降の契約継続について検討が行われます。

<導入説明会について>

より多くの研究者によるPaperpalの利用定着を目的として、エディテージの担当者が福井大学に直接出向き、説明会の開催を予定しています。本説明会では、Paperpalの基本機能の紹介に加え、具体的な活用事例や実演などを通じて、より効果的な利用方法を案内します。

Paperpalはサービスの提供開始以降、国内で4万人、世界でも200万人を超える方にご利用いただき、現在は様々な国内大学でも導入されています。

Paperpalについて(https://paperpal.com/ja

AI英語論文執筆支援ツールPaperpalは、科学コミュニケーションとテクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ (https://cactusglobal.com/jp/)が提供するサービスブランドです。Paperpalに使われるAI技術は、出版された論文の学習に加え、20年以上に渡って英文校正ブランドであるエディテージの熟練の学術校正者が蓄積してきた校正ノウハウを学習させることにより作られています。Paperpalを利用することで、プロ校正者の英文チェックに極めて近い、正確で文脈に合った英語表現の提案や、AIによる単語削減、書き換えなどのサポートをリアルタイムで得ることができます。

エディテージについて (https://www.editage.jp/)

エディテージは、科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズのブランドです。2002年に創業し、英文校正、翻訳、文字起こし、出版支援サービスやAIプロダクトを通じて、2,000を超える分野において300万人以上の研究者が学術誌に研究論文を発表する支援を行い、出版された論文はおよそ200万件に及びます。

カクタス・コミュニケーションズ株式会社について(https://cactusglobal.com/jp/

カクタス・コミュニケーションズは、2002年に設立された科学コミュニケーションとテクノロジーの会社です。研究への資金調達、論文の出版、科学コミュニケーション、発見がより良くなるようなAI製品とソリューションを専門としています。同社の主力ブランドであるエディテージは、専門家によるエキスパートサービスと、Mind the Graph、Paperpal、R Discoveryなどの最先端のAI製品を含む、包括的な研究者向けソリューションを提供しています。また、カクタスはCactus Life Sciencesブランドの下で医療コミュニケーションもてがけています。現在は東京、プリンストン、ロンドン、オーフス、シンガポール、北京、上海、ソウル、ムンバイにオフィスを構え、3,000人以上の専門家を擁するグローバル企業です。また、職場におけるベストプラクティスのパイオニアとしてここ数年常に「働きがいのある会社」にランクされています。

【開催レポート】AIツールの導入が研究者支援と働き方改革に貢献。モーニングセミナー「執筆アシストなどのAIツール導入がもたらす働き方改革へのインパクト」を開催

Posted on 17. 6月 2025

~Paperpalや英文症例報告執筆サービスの活用事例を福井大学病院・坂下先生らが紹介~

科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界をリードするカクタス・コミュニケーションズ(以下:カクタス)は、2025年5月29日(木)にパシフィコ横浜ノースで開催された第126回日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会の一環として、「執筆アシストなどのAIツール導入がもたらす働き方改革へのインパクト」と題したモーニングセミナーを共催いたしました。

本セミナーでは、医療・研究の現場でAI執筆支援ツールをどのように活用できるのかについて、実際の導入例や感想、今後の展望を交えた実践的な内容が紹介されました。

当日は、国立成育医療研究センター 小児外科系専門診療部 耳鼻咽喉科の守本倫子先生の司会のもと、福井大学 耳鼻咽喉科・頭頸部外科/医学研究支援センターの坂下雅文先生、そしてエディテージの岩田が登壇しました。

■セミナー登壇者

  • 司会進行:国立成育医療研究センター 小児外科系専門診療部 耳鼻咽喉科 守本 倫子 先生
  • スピーカー1:福井大学医学部附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 医学研究支援センター 坂下 雅文 先生
  • スピーカー2:カクタス・コミュニケーションズ株式会社 マーケティング部シニアマネージャー 岩田 健太郎

■セミナー内容

第一部では、福井大学病院の坂下雅文先生より、研究支援センターでの活動紹介やPaperpalのトライアル導入事例やその結果として大学全体での導入にいたったお話し、さらにトライアルを経た実体験をもとに、英文症例報告執筆サービスの使用感について実例を交えてご講演いただきました。

第二部では、カクタス・コミュニケーションズの岩田より、AI英語論文執筆支援ツールであるPaperpalの特徴や他のAIツールとの違いや、ケースレポート執筆への具体的な適用方法、さらにエディテージで提供中の英文症例報告執筆支援サービスについて紹介がありました。

その後は守本先生の進行のもと、坂下先生と岩田を含めて臨床現場にAIツールの導入が与える影響についての意見交換が行われました。

終了後のアンケートでは、参加者の98.07%がPaperpalを自身の組織にも導入したいと回答するなどツールの効果については好意的に受け止められました。

本セミナーで紹介されたようなツールの導入は、単なる効率化だけでなく、医療従事者が本来の診療・研究活動に集中するための有効な支援となり得ます。カクタス・コミュニケーションズは今後も、研究者の生産性を高めるためのサービス開発・提供に努めてまいります。

エディテージについて (https://www.editage.jp/)

エディテージは、科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズのブランドです。2002年に創業し、英文校正、翻訳、文字起こし、出版支援サービスやAIプロダクトを通じて、2,000を超える分野において300万人以上の研究者が学術誌に研究論文を発表する支援を行い、出版された論文はおよそ200万件に及びます。

Paperpalについて(https://paperpal.com/ja

AI英語論文執筆支援ツールPaperpalは、科学コミュニケーションとテクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ (https://cactusglobal.com/jp/)が提供するサービスブランドです。Paperpalに使われるAI技術は、出版された論文の学習に加え、20年以上に渡って英文校正ブランドであるエディテージの熟練の学術校正者が蓄積してきた校正ノウハウを学習させることにより作られています。Paperpalを利用することで、プロ校正者の英文チェックに極めて近い、正確で文脈に合った英語表現の提案や、AIによる単語削減、書き換えなどのサポートをリアルタイムで得ることができます。

カクタス・コミュニケーションズ株式会社について(https://cactusglobal.com/jp/
カクタス・コミュニケーションズは、2002年に設立された科学コミュニケーションとテクノロジーの会社です。研究への資金調達、論文の出版、科学コミュニケーション、発見がより良くなるようなAI製品とソリューションを専門としています。同社の主力ブランドであるエディテージは、専門家によるエキスパートサービスと、Mind the Graph、Paperpal、R Discoveryなどの最先端のAI製品を含む、包括的な研究者向けソリューションを提供しています。また、カクタスはCactus Life Sciencesブランドの下で医療コミュニケーションもてがけています。現在は東京、プリンストン、ロンドン、オーフス、シンガポール、北京、上海、ソウル、ムンバイにオフィスを構え、3,000人以上の専門家を擁するグローバル企業です。また、職場におけるベストプラクティスのパイオニアとしてここ数年常に「働きがいのある会社」にランクされています。

・    カクタス・コミュニケーションズ: https://cactusglobal.com/jp

・    エディテージ: https://www.editage.jp

・    Paperpal: https://paperpal.com/ja

・    Mind the Graph: https://mindthegraph.com/science-figures/jp

・    R Discovery: https://www.editage.jp/r-discovery

・    CACTUS Labs: https://www.cactuslabs.io

「国際学生科学技術フェア(ISEF)」に出場する日本代表高校生を3年連続で支援 |カクタス・コミュニケーションズ

Posted on 10. 6月 2025

研究者支援のエディテージとPaperpalが次世代の研究者支援のために英語面でのサポートを提供し2部門での受賞を後押し~

科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界をリードするカクタス・コミュニケーションズ(以下:カクタス)は「リジェネロン国際学生科学技術フェア (以下、ISEF2025)」の日本代表に選出された高校生に対して、今年で3年目となる英語面での支援を提供しました。

ISEF2025は、米国オハイオ州コロンバスにて現地時間5月10日から16日の7日間の日程で開催されました。カクタスはNPO法人日本サイエンスサービス(NSS)のコーポレートメンバーとして、日本から参加する高校生12組に対して、研究計画書やスピーチ原稿の校正、スピーチ練習用の読み上げ

音声の提供など発表全般に関する英語面での支援を提供しました。さらに、英文の事務手続き書類の作成のためにAI英文校正ツールPaperpalを無償で提供しました。

結果として今年度は日本代表の中から環境工学部門 優秀賞3等(研究資料はこちら)と、物理学・天文学部門 優秀賞4等(研究資料はこちら)を受賞することができました。カクタスでは今後も継続的な次世代の研究者支援を通じて科学の未来を後押ししていきます。

日本サイエンスサービス、東邦大学 理学部生物学科 准教授 村本 哲哉氏コメント

ISEFに参加する高校生たちは、自らの研究を英語で発信するという大きな挑戦に取り組んでいます。その挑戦を支えるうえで、英語面でのご支援は非常に心強い存在です。言語の壁を越えて研究の意義を伝える力は、将来の科学人材にとって重要であり、発表準備を通じて論理的な構成力や国際的な視点が育まれたと感じました。

学生の方からの感想(抜粋)

  • 英語が不安なところが多かったのでとても役に立ちました。
  • 発音が違った単語を一つ一つ解説してくれたのでとても分かりやすかった。
  • 勘違いしていた発音などが修正された。また、発表の強弱や速度など第三者からしか得られない感想を得られた。

カクタスがJ-STAGEと連携し、R Discoveryを通じて高品質な研究の発見性を向上

Posted on 29. 1月 2025

~世界中の学術研究者によるJ-STAGE上の研究成果へのアクセスがより容易に~

 

科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界的に活動するカクタス・コミュニケーションズ(以下、カクタス)は、日本の学術ジャーナルを発信するオンラインプラットフォーム「J-STAGE」と連携しました。このパートナーシップにより、J-STAGEに掲載されている高品質な研究成果を、カクタスが提供する文献検索・研究リーディングプラットフォーム「R Discovery」を通じて研究者コミュニティに提供できるようになります。

 

J-STAGEは、科学技術振興機構(JST)が運営する電子プラットフォームで、日本国内の2,400を超える発行機関が発行する4,000以上のジャーナル、会議録、その他の学術刊行物を掲載しています。科学、技術、医学、工学、人文社会科学など、多岐にわたる分野を網羅しており、日本の学術研究において重要な役割を果たしています。

 

この度の連携により、J-STAGE上の研究論文へのDOIリンクがR Discoveryのデータベースに追加されます。これにより、世界190か国以上のトップ大学や学術機関に所属する300万人以上のR Discoveryユーザーは、既存の2億5,000万件を超える研究情報に加え、J-STAGEの研究論文にもアクセスできるようになります。

 

R Discoveryは、最新のAI技術を活用して研究成果へのアクセスを容易にする論文検索AIアシストツールです。また、音声機能により移動中でも研究成果を聴けるほか、翻訳機能を使えば日本語で読んだり聴いたりすることもできるようになります。

 

カクタス・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役
リサーチソリューションズ事業 Chief Growth Officer (CGO) 湯浅 誠 コメント

J-STAGEとR Discoveryの連携によって世界中の研究者に日本発の研究成果へのアクセスがより容易になると考えており、この度のパートナーシップ連携を大変嬉しく思っています。カクタスでは国や言語の壁を取り払い、研究者が本来の役割である研究により集中できる環境を提供できるよう、今後もAI技術を積極的に活用し、研究者への総合的な支援を提供してまいります。

 

この度のJ-STAGEとR Discovery の連携には、世界中の学術研究者によるJ-STAGE上の研究成果へのアクセスがより容易になり、学術的卓越性が推進されることを目的としています。

 

科学技術振興機構(JST) 情報基盤事業部 部長 中島律子氏 コメント

カクタスとの連携を通じて、日本の学術コミュニティから発信される研究成果をJ-STAGEと R Discoveryが協力して発信強化できることを嬉しく思います。研究を誰もが利用可能にするという共通のビジョンに基づき、学術的卓越性の文化を育むことを目指します。

詳細は以下をご覧ください:
Cactus Communications
J-STAGE

 

湯浅 誠プロフィール
1978年千葉県生まれ。大学を卒業後に渡英後、2003年よりカクタス・コミュニケーションズのインド・ムンバイ本社に就業。日本法人の設立に携わり、現在カクタス・コミュニケーションズ株式会社の代表取締役および、カクタス・グループのリサーチソリューションズ事業CGOを務める。20年以上に渡り日本のアカデミアにおいて、研究者、大学・研究機関、学協会の国際化と研究支援に携わり、現在はカクタス・グループ全体において日本・中国・韓国を中心にグローバル全体のマーケティングと成長戦略も統括している。

 

R Discoveryについて (https://www.editage.jp/r-discovery)

R Discoveryは、最新のAI技術を活用して研究者の情報収集を効率化する論文検索AIアシストツールで、2億5,000万件を超える研究情報に加え、J-STAGE上の研究論文にもアクセス可能です。現在は世界190か国以上のトップ大学や学術機関に所属する300万人以上のユーザーに利用されています。指定した研究分野の論文情報をスマートフォンで受け取るほか、音声機能を使えば外出先で研究成果を聴いたり、翻訳機能を使えば日本語での閲覧や音声再生も可能で、言語の壁を越えた研究活動を支援します。

 

カクタス・コミュニケーションズ株式会社について(https://cactusglobal.com/jp/

カクタス・コミュニケーションズは、2002年に設立された科学コミュニケーションとテクノロジーの会社です。研究への資金調達、論文の出版、科学コミュニケーション、発見がより良くなるようなAI製品とソリューションを専門としています。同社の主力ブランドであるエディテージは、専門家によるエキスパートサービスと、Mind the Graph、Paperpal、R Discoveryなどの最先端のAI製品を含む、包括的な研究者向けソリューションを提供しています。また、カクタスはCactus Life Sciencesブランドの下で医療コミュニケーションも手掛けています。現在は東京、プリンストン、ロンドン、オーフス、シンガポール、北京、上海、ソウル、ムンバイにオフィスを構え、3,000人以上の専門家を擁するグローバル企業です。また、職場におけるベストプラクティスのパイオニアとして、ここ数年、常に「働きがいのある会社」にランクされています。

 

カクタス・コミュニケーションズhttps://cactusglobal.com/jp

エディテージhttps://www.editage.jp

Paperpal: https://paperpal.com/ja

Mind the Graph: https://mindthegraph.com/science-figures/jp

R Discovery: https://www.editage.jp/r-discovery

Cactus Life Sciences: https://www.cactuslifesciences.com

CACTUS Labs: https://www.cactuslabs.io

研究者のためのAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」のユーザー数が 国内で3万人、世界でも100万人を達成。

Posted on 8. 11月 2024

~拡大する日本ユーザー向けに日本語インターフェースを公開~

科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界的に活動するカクタス・コミュニケーションズは、英文校正・翻訳およびAIによる論文執筆をアシストする研究者のためのAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」の日本国内での利用者が10月末の時点で3万ユーザーを突破したことを発表しました。Paperpalは世界125ヶ国の研究者に利用され、世界でも今年の5月に100万ユーザーを達成しています。

Paperpalでは日々増加する日本人ユーザーがより利用しやすいよう、日本語版インターフェースや既存の日英翻訳に加えて英日機能を公開し、より国内の研究者の論文執筆を支援するサポートツールとして機能が日々強化されています。

Paperpalは2023年3月から日本でのプロモーションを開始して以降、2023年10月の生成AIを活用した機能「Paperpal Copilot」のリリースや、iThenticateを利用した剽窃チェックなどの論文執筆のための機能を公開し、発売当初の英文校正ツールから、AIによる論文執筆支援で論文執筆全体を支援する「論文執筆支援ツール」として進化し、国際的な学術誌へのアクセスと研究者の執筆負担の軽減を支えています。

また、この利用者拡大に合わせて、日本人ユーザー向けに日本語インターフェースを公開しました。これにより、操作マニュアルが無くてもより直感的に機能を把握し、すぐに論文執筆にPaperpalを活用することでできるようになりました。

常葉大学保健医療学部理学療法学科講師 竹中裕人氏 コメント

1年間の利用を振り返ると、Paperpalはまるで校正者が隣にいて、すぐに改善のためのアイデアをくれるように論文執筆をサポートしてくれます。そのため、自分の頭の中にあるアイデアを具体化させたり、その場ですぐに修正したりする上で大変役立ちました。このPaperpalに加えて、エディテージの提供する従来の英文校正を併用して、プロの校正者に第三者の視点から内容に関して提案をもらうことで、論文の質を最も良くできると思います。

常葉大学保健医療学部理学療法学科講師 竹中裕人氏プロフィール

常葉大学保健医療学部理学療法学科講師。理学療法士、博士(リハビリテーション療法学)、公認心理師。2008年からあさひ病院リハビリテーション科に入職し、理学療法士として臨床業務を行いながら、2020年名古屋大学大学院医学系研究科リハビリテーション療法学専攻修了。2024年より常葉大学にて講師を務める。

 

カクタス・コミュニケーションズ株式会社 代表取締役 湯浅誠 コメント

Paperpalの急速な成長は、多くのAIツールとは異なり、アカデミックライティングに特化した正確な文脈に基づく執筆・編集の提案、更に投稿に向けた包括的なチェック機能などが、多くの研究者や研究機関の方からご支持いただけた結果であると思っております。また日本をはじめとする非英語圏の研究者に早い段階からご利用いただき、ユーザーからのフィードバックを継続的に反映させたことで満足度の向上にもつながり、現在では日本国内でも複数の大学や研究機関でも利用されるまでになりました。今回の日本語インターフェースの公開により、日本の研究者の方へより細かいサポートができるツールになれたかと思います。

 

カクタス・コミュニケーションズ リサーチソリューションズ事業 Chief Growth Officer (CGO) 湯浅 誠 プロフィール

1978年千葉県生まれ。大学を卒業後に渡英後、2003年よりカクタス・コミュニケーションズのインド・ムンバイ本社に就業。日本法人の設立に携わり、現在カクタス・コミュニケーションズ株式会社の代表取締役および、カクタス・グループのリサーチソリューションズ事業CGOを務める。20年以上に渡り日本のアカデミアにおいて、研究者、大学・研究機関、学協会の国際化と研究支援に携わり、現在はカクタス・グループ全体において日本・中国・韓国を中心にグローバル全体のマーケティングと成長戦略も統括している。

研究者のためのAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」が 2024年度DATA-EX賞において「データ社会 活用アイデア大賞」を受賞

Posted on 7. 11月 2024

~東京大学本郷キャンパスで開催された第12回DSAオープンフォーラムにて表彰~

科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界的に活動するカクタス・コミュニケーションズは、英文校正・翻訳およびAIによる論文執筆をアシストする研究者のためのAI英語論文執筆支援ツール「Paperpal」が、一般社団法人データ社会推進協議会(以下、DSA)が主催する2024年度DATA-EX賞において、「データ社会 活用アイデア大賞」を受賞したことを発表しました。

DATA-EX賞は、DSAがデジタル庁が掲げる「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」のビジョンに賛同し、データ社会に資する活動、研究、事業において顕著な業績を有する個人・組織・事業を称えるために設立された表彰制度です。

Paperpalは、最先端の自然言語処理技術を用いて、研究者の論文執筆プロセスを効率化し、高品質な学術論文の作成をサポートするAIツールです。英語ネイティブスピーカーによって校正された数百万件の学術論文データを基に学習しており、研究者の生産性向上と国際的な学術交流の促進に大きく貢献しています。

カクタス・コミュニケーションズ日本法人代表取締役 湯浅誠 コメント

この度の受賞は、弊社の科学コミュニケーションとテクノロジー融合の取り組みが高く評価されたことを示すものであり、大変光栄に存じます。Paperpal(ペーパーパル)は、日本人研究者をはじめとする英語力に不安を抱える方々にとって、本来の研究活動により多くの時間を割くための強力な支援ツールとなります。これは、デジタル庁が掲げる「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」のビジョンに合致し、グローバルな知識共有と学術発展に貢献する重要な取り組みです。英語を母語とする研究者に比べ、日本人研究者は論文の読解や執筆により多くの時間を要し、さらに言語の問題で論文が差し戻されるケースもあります。

Paperpalは、こうした言語の壁を取り払い、研究者が本来の役割である研究により集中できる環境を提供することで、社会に貢献できると考えております。今後もAI技術を積極的に活用し、世界中の研究者を支援していく所存です。

カクタス・コミュニケーションズ 代表取締役 プロフィール

1978年千葉県生まれ。大学を卒業後に渡英後、カクタス・コミュニケーションズのインド・ムンバイ本社に就業。日本法人の設立に携わり、現在カクタス・コミュニケーションズ株式会社の代表取締役を務める。大学・研究機関、学協会など日本のアカデミアに国際化支援事業に長く携わっており、現在はカクタス・グループ全体において日本・中国・韓国を中心とした戦略的グローバル・マーケティングおよびブランディングを統括。

カクタス、機械翻訳のポストエディットにおいてISO 18587認証を取得

Posted on 10. 10月 2024

科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界的に活動するカクタス・コミュニケーションズ(以下、カクタス)は、このたびISO 18587認証を取得したことを発表しました。この世界的に認知された認証は、機械翻訳コンテンツに対して高品質なポストエディットを提供するという当社の取り組みを示すものであり、AI活用型翻訳サービスとポストエディットにおけるカクタスの専門性をさらに確立するものです。

翻訳・ローカリゼーション業界における需要の高まりを背景に、機械翻訳(MT)技術は飛躍的に進歩しています。しかし、技術的進歩にもかかわらず、コンテンツの正確性と品質を維持するためには、人間によるポストエディットが依然として不可欠です。ISO 18587認証は、機械翻訳されたコンテンツのポストエディットにおける高い基準を確保するためのもので、正確性、一貫性、専門性を重視しています。この国際規格に準拠することで、市場での信頼性が高まり、クライアントからの信頼も強化されます。

カクタス・コミュニケーションズ リサーチソリューション部門・オペレーション担当シニアバイスプレジデント プラブ・グレワルのコメント

より迅速で正確な翻訳への世界的な需要が高まる中、この認証は当社を業界の信頼されるリーダーとして位置づけ、機械翻訳のポストエディットにおいて最高水準を維持するという当社のコミットメントを反映しています。私たちは、国際基準を遵守しながら、世界中のクライアントに常に最高品質のサービスを提供し続けることを約束します。

ISO 18587認証の取得により、カクタスがポストエディットにおいて最高水準の国際規格を遵守していることが改めて確認されました。これにより、厳格な品質管理システムを通じて、正確で信頼性の高い翻訳を確保します。この認証は、研究者、著者、学術出版社、学会、大学、研究機関など、幅広いステークホルダーに恩恵をもたらします。なお、カクタスは今年初めに翻訳サービスの国際規格であるISO 17100認証も取得しており、翻訳サービスにおける卓越性への取り組みをさらに強化しています。

カクタス、「研究者のための+αシリーズ」で 海外研究助成金獲得ウェビナーを提供

Posted on 11. 9月 2024

~「研究者のための+αシリーズ」において若手研究者や研究支援者に向けて発信~

科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界的に活動するカクタス・コミュニケーションズ(Cactus Communications、本社:インド、https://cactusglobal.com/jp/)は、文部科学省による委託事業「世界で活躍できる研究者育成プログラム総合支援事業」の一環として、若手研究者や研究支援者を対象とした「研究者のための+αシリーズ」において、海外の研究助成金に関するウェビナーを開催することが決定しました。

ウェビナー概要

 テーマ: Systems and Strategies of Research Grants Abroad ~ 海外の研究グラント獲得にむけて ~

日時: 2024年9月20日(金)16:00~17:30

参加費: 無料

申込方法: フェイスブックページよりお申込みください

申込URLhttps://bit.ly/grants_abroad

申込期限: 2024年9月20日(金)12:00まで

講師 Dr. Jacob Wickham(カクタス・コミュニケーションズ 学術出版トレーナー)※英語開催、日本語での同時通訳あり

対象: 研究者、大学院生ならびに研究支援者(専門分野は問いません)

内容: NIH(米国国立衛生研究所)やNSF(米国国立科学財団)などの海外研究助成金制度の解説と申請戦略

このウェビナーは、世界トップクラスの研究者を育成する文部科学省の取り組みの一環として、委託事業者のEYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社により企画されました。参加者は、国際的な研究資金獲得のノウハウを学び、グローバルな研究キャリアの構築に役立つ知識を得ることができます。

アーカイブ化による継続的な学習支援

当事業は本ウェビナーをアーカイブ化し、「研究者のための+αシリーズ」に掲載する予定です。これにより、時間や場所の制約なく、多くの研究者が必要な時に情報にアクセスできるようになります。

カクタス・コミュニケーションズ、新CEOにAkhilesh Ayerを任命

Posted on 9. 9月 2024

創業者兼CEOのアビシェク・ゴエルは最高顧問に就任

科学コミュニケーションおよびテクノロジー分野で世界的に活動するカクタス・コミュニケーションズ(Cactus Communications、本社:インド、https://cactusglobal.com/jp/)は、新たな最高経営責任者(CEO)としてAkhilesh Ayerの任命を発表しました。創業者で現CEOのアビシェク・ゴエルは、引き続き取締役会メンバーとして務めるとともに、最高顧問の役職に移行します。

2002年に設立されたカクタスは、アビシェク・ゴエルのリーダーシップのもと、世界中の研究者、機関、出版社と提携し、研究出版とその影響力の加速に貢献してきました。この度のリーダーシップの変更は、カクタスが30年目に向かううえでの、次の成長段階とイノベーションに移行するための戦略的ビジョンに沿ったものです。

Akhilesh Ayerは、グローバルビジネスの運営、クライアント管理、様々な業界分野、製品、サービスにわたる変革プログラムの実行において25年以上のリーダーシップ経験を有しています。また、過去にはWNS、GE、Crisilなどでのリーダーシップを経験しています。

カクタス・コミュニケーションズ 最高顧問 アビシェク・ゴエル コメント

カクタスの新CEOとしてAkhilesh Ayerを迎えることができ、大変嬉しく思っています。まだカクタスには複数の分野において未開拓の可能性があり、その実現のために新しいCEOを迎えるには今が絶好の機会であると考えています。Akhileshは、デジタル変革を通じてグローバルチームを率い、売上と利益の両面で成長を推進した20年以上の経験を持つベテランリーダーです。テクノロジーを活用するという彼のビジョンは、私たちのイノベーションと拡大の目標によく一致しています。Akhileshの専門知識は、私たちの次の章を形作る上で極めて重要になるでしょう。

Akhilesh AyerはWNS Global Servicesからカクタスに加わります。WNS Global Servicesでは、データ、アナリティクス、AI、リサーチ(Triange)事業部の執行副社長兼責任者を務めていました。WNS Global Servicesでは、差別化されたマーケティング戦略の採用、製品サービスミックスの再構築、最高クラスの業務エコシステムの構築、業界をリードする人事制度の導入により、事業部を変革し、優れた成果を導き出しました。また、事業部のM&A戦略においても重要な役割を果たし、成功裡に収めています。

カクタス・コミュニケーションズ 新CEO Akhilesh Ayer コメント

カクタスに加わり、会社を率いることをとても楽しみにしています。私たちが事業を展開している業界は、変革の瀬戸際にあると信じています。カクタスのミッションと価値観を忠実に守りながら、成長を促し、利用者がカクタスを通して得られる体験を向上させることで得られる大きな可能性を感じています。

エディテージ、国際研究広報インパクトの拡大に向け EurekAlert!と提携

Posted on 20. 8月 2024

~日本唯一の公認代理店として研究成果発信を強力にサポート~

研究者向けソリューションを提供するエディテージは、アメリカ科学振興協会(AAAS) が運営する科学ニュースリリース配信プラットフォームであるEurekAlert!と戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。この提携により、エディテージは日本における唯一のEurekAlert!サービスの公認代理店となり、国内研究機関が世界中の研究者やメディア、一般読者に向けて研究成果を発信する際の、強力なサポートを提供します。

科学コミュニケーションは、研究成果の実用化、インパクトの創出、研究成果の意味や社会的意義を伝える上で重要であり、研究の可視性の向上、被引用数の増加、大学のグローバルランキングの改善に影響を与えます。この度のパートナーシップにより、一部の研究機関が直面している広報担当リソース不足のため行えずにいたタイムリーな英語でのプレスリリースや効果的な科学コミュニケーションの実現をお手伝いします。

エディテージは、国際研究広報サービスの一環として、大学、研究機関、学術出版社等の広報担当者に代わって、リモートPR担当として、EurekAlert!への英語プレスリリースの投稿を行います。これにより、大学などの研究機関は、広報担当者の負担を増やすことなく、EurekAlert!が持つ強力なプラットフォームから世界に向けたプレスリリースを発信することが容易にできるようになります。

さらに、インフォグラフィック、動画サマリーなど、ビジュアルコンテンツの制作サービスも併せて提供することで、海外のターゲット層に届けるための効果的なプレスリリースの発信を支援します。

カクタス・コミュニケーションズ日本法人代表取締役 湯浅誠 コメント

今日の急速に進化する科学の世界では、効果的なコミュニケーションは研究そのものと同じくらい重要です。エディテージとEurekAlert!のパートナーシップにより、日本をはじめ世界中の研究機関に対して他には無いサービスの提供ができるようになります。エディテージの科学コミュニケーションの専門知識とEurekAlert!ならではの配信ネットワークを組み合わせることで、世界規模で研究の可視性とインパクトを拡大していきます。

EurekAlert! 編集コンテンツ戦略ディレクター Brian Lin氏 コメント

このパートナーシップが、我々の強力かつ信頼されるEurekAlert!プラットフォームへのアクセスを増やし、グローバルな科学コミュニケーションに誰しもがアクセスできるようになることを期待しています。この提携は単なるサービス提供だけではなく、科学的コラボレーションと進歩を促進するきっかけだと考えています。多くの科学分野において、最先端の研究の可視性を高めることで、より早く拡散され、よりつながりのあるグローバルな科学コミュニティの育成につながればと思います。

このパートナーシップを通して得られる組織別メリット

1.      大学…広報部門に代わるリモートPR担当として、国際的な露出拡大と、世界的な評価とランキングの向上をご支援します。

2.      研究機関…研究成果の世界規模での可視性の向上をご提供します。

3.      学術出版社…グローバルなリーチ、プロモーションの効率化、インパクトの拡大が期待できます。

エディテージとEurekAlert!の経験と専門知識を組み合わせることで、このパートナーシップを通して科学研究の影響力を国内から世界的に拡げていきます。