2026年5月8日

カクタス、Imagetwinと提携し画像インテグリティを強化

― Paperpal Preflightに新機能を統合し、研究の信頼性向上へ

カクタス・コミュニケーションズ株式会社(以下、カクタス)は、2026年4月22日に研究および出版プロセスにおける画像の信頼性確保を強化するため、Imagetwinとのパートナーシップを発表しました。本連携により、カクタスの編集品質管理ソリューションであるPaperpal Preflightに、Imagetwinの画像インテグリティチェック機能が統合されます。これにより、ユーザーは既存のワークフローを変更することなく、追加の手間をほとんどかけずに画像の整合性チェックを実行できるようになります。

原稿評価を「テキスト+画像」へ拡張
Paperpal Preflightはこれまで、原稿の品質と信頼性を多角的に評価する機能を備えてきました。今回の統合により、その評価範囲はテキストにとどまらず、画像にまで拡張されます。

これにより、論文の文章表現だけでなく、図表や画像の適切性も含めた包括的な評価が可能になります。テキストとビジュアルの両面から原稿を検証するアプローチは、今後の学術出版においてますます重要になると考えられます。

背景:高度化する画像インテグリティの課題
近年、研究成果の増加に伴い、画像に関するインテグリティの課題が顕在化しています。画像の重複使用や不適切な加工、他論文からの流用、さらにはAIによる生成・改変といったケースが増加しています。
これらの問題は人手での検出が難しく、査読や出版プロセスの後半で発見されることも少なくありません。その結果、対応の遅れや関係者の負担増大につながるケースも見られます。

ワークフローに組み込まれる画像チェック
今回の連携により、画像インテグリティチェックは投稿および査読プロセスの初期段階に組み込まれます。これにより、重複や改ざんの検出、既存文献との類似性確認、AI生成画像の識別といったチェックを、日常的なワークフローの中で実行できるようになります。
この取り組みは、画像インテグリティを「問題発生後に対応する調査」から、「標準的に実施されるチェック」へと転換するものです。その結果、編集判断の信頼性と効率性の双方の向上が期待されます。

カクタス・コミュニケーションズCEOのAkhilesh Ayerからのコメント
「研究の信頼性を維持するためには、インテグリティに関する課題を早期かつ一貫して検出できる仕組みが不可欠です。Imagetwinとの連携は、その実現に向けた重要な一歩です」

カクタス・コミュニケーションズCTOのNishchay Shahからのコメント
「画像を含むインテグリティの問題は、従来のチェック手法では対応しきれないレベルに達しています。本統合により、より高精度かつスケーラブルなチェック体制が実現します」

Imagetwinの共同創業者であるPatrick Starkeからのコメント
「画像インテグリティを手作業に依存する時代はすでに終わっています。必要なのは、それを支えるインフラです。今回の連携により、画像チェックを標準プロセスとして組み込むことが可能になります」

学術出版における今後の展望
学術出版が拡大を続ける中で、より高度かつ統合的なインテグリティチェックの重要性は、今後さらに高まっていくと考えられます。カクタスは、画像領域を含めた品質管理機能の強化を通じて、研究の信頼性を支える基盤づくりを推進していきます。

Paperpalについて(https://paperpal.com/ja

AI英語論文執筆支援ツールPaperpalは、科学コミュニケーションとテクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズ (https://cactusglobal.com/jp/)が提供するサービスブランドです。Paperpalに使われるAI技術は、出版された論文の学習に加え、20年以上に渡って英文校正ブランドであるエディテージの熟練の学術校正者が蓄積してきた校正ノウハウを学習させることにより作られています。Paperpalを利用することで、プロ校正者の英文チェックに極めて近い、正確で文脈に合った英語表現の提案や、AIによる単語削減、書き換えなどのサポートをリアルタイムで得ることができます。

エディテージについて (https://www.editage.jp/)

エディテージは、科学コミュニケーションズ&テクノロジー企業であるカクタス・コミュニケーションズのブランドです。2002年に創業し、英文校正、翻訳、文字起こし、出版支援サービスを通じて、2,000を超える分野において、50万人以上の研究者が学術誌に研究論文を発表する支援を行ってきました。その数はおよそ200万件に及びます。

カクタス・コミュニケーションズ株式会社について(https://cactusglobal.com/jp/

カクタス・コミュニケーションズは、2002年に設立された科学コミュニケーションとテクノロジーの会社です。研究への資金調達、論文の出版、科学コミュニケーション、発見がより良くなるようなAI製品とソリューションを専門としています。同社の主力ブランドであるエディテージは、専門家によるエキスパートサービスと、Paperpal、Mind the Graph、R Discoveryなどの最先端のAI製品を含む、包括的な研究者向けソリューションを提供しています。また、カクタスはCactus Life Sciencesブランドの下で医療コミュニケーションもてがけています。

現在は東京、プリンストン、ロンドン、オーフス、シンガポール、北京、上海、ソウル、ムンバイにオフィスを構え、3,000人以上の専門家を擁するグローバル企業です。また、職場におけるベストプラクティスのパイオニアとしてここ数年常に「働きがいのある会社」にランクされています。

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】

カクタス・コミュニケーションズ株式会社

広報・マーケティング担当:岩田

メールアドレス:newsroom@cactusglobal.com

電話番号:03-6868-5605

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